先の戦い 「いい加減くたばれ!!」 "俺"は油断して斬られた肩から腰にかけて大きな傷を物ともせず、一撃で"奴"を殺る... 「ちっ...」 しかし"奴"はまた立ち塞がる。いや、蘇るという表現の方が正しいだろう 「雑魚のくせして何度も立ち塞がりやがって...」 俺以外の全てを巻き戻し、"奴"はまた万全の状態で現れる。 「俺に持久戦で勝てるとか...」 言いかけた時だ。"奴"は突然、踵を返して逃げ始めた。 「...はっ。」 漸く諦めてくれたか、とホッと一息を吐く。しかし、これで終わるとは思えない..."奴"はまだ何か考えているはずだ。 そんな時だった。 「...ふぅ、上等だ。」 俺は再び構える。何故なら... 目の前に戦う相手が現れたからだ。