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【シャーマンにしてネクロマンサー】儀式典礼司式者アルタイ

シャーマンにしてネクロマンサー。 父なる空の神と母なる地の神を祀り鎮める祈祷師にして部族の祖霊を慰撫する死霊術師。部族を守護する儀式典礼司式者……リチュアリストである。 アルタイの名は個人名ではない。 部族の中で最も良く祈祷師の業と死霊術を修め、且つ部族の守護者として生涯を、死後さえも捧げると誓った者が襲名する名である。 レイズスピリットで力を貸す祖霊の戦士とは即ち歴代のアルタイその人達だ。 死後の魂の安寧を捨て、部族のため永劫の闘いに魂を置く。その覚悟と強さと高潔さこそアルタイの名は求める。 アルタイの選出は完全実力主義であり、そこに男女の区別は無い。 アルタイの人生は苦難と覚悟に満ちたものであるが、それだけではない。 彼ら彼女らは部族の英雄であり儀式の司式者である。実在ある神との交信の栄誉、祝祭の名誉、それらは常に彼らへ注がれる。 神を祀り鎮め、霊を慰める。危機には先頭に立って闘う。熾烈な生に相応しき陽報を彼ら彼女らは受け取るのだ。