制作背景 作者は特段、魔法少女に馴染みがあるわけではないのですが、 彼女達は何か大きな「目的」を「達成する」為に「特別な力」を得た人間であるという程度には認識しております。 目的、たくさんありますよね。 「世界一幸せになる!」 「金持ちになってやる!」 「一番偉い人になる!!」 「みんなを救いたい♡」 大切だと思いました。 目的があれば「行動」に「意味」がついてきて 力がみなぎって来るようです。 「生き生きとした人生」には不可欠に感じます。 生き生きした人たちは「努力」し「力」を「得て発揮し」壁を突破します。 もちろん目的自体がそうした「力」を得て発揮することかもしれません。 一方で不思議なこともあるようです。 「権力を獲得して変わってしまった」 「宝くじに当選し人生がめちゃくちゃに」 権力を目的としている人にとって権力を得ることは「悲願」であり、 お金を求めて宝くじに応募し、当選することは「至上の喜び」に違いありません。 なのに、目的達成の結果は「残念」なものであると言うようによく言われている様子。 思うに「力」は 大きすぎれば扱いが難しく より「残念な結果」をもたらすリスクが高まるのではないでしょうか。 「【陽だまりの魔法少女】小川 澄花」でさえ例外ではありません。 彼女は「みんなを救いたい♡」と目的を設定し 「特別な力」を得てしまった、 「単なる少女」です。 「人類救済」は難しい話題です。 人は日々死に向かっている。 その過程で「うれしいこと」「悲しいこと」を経験する。 この少女は「特別な力」で人々の「悲しいこと」だけを無くそうと考えてしまったのでした。 どうするのでしょうか。 かつてこの少女は世界中を飛び回り「悪」を成敗してきたことでしょう。 ですが「人類規模の課題」に1魔法少女の力など遠く及ぶはずもありませんよね。 その時彼女は考えました。 「世界には悪が溢れているわ…!」 「今のままでは太刀打ちできない…」 「悪を撲滅はできないけれど、悲しむ人を消すことはできる!」 きっと、その世紀の大発見に彼女は大喜びしたことでしょう。 「悲しむ、力のない人を消す」難易度は「自分と同じ特別な力を持つ悪を消す」難易度と比べるまでもありませんでした。 「単なる少女」は 「人類救済」を掲げ 「生き生き」と 「特別な力」を発揮し 「悲しむ人」を消していきましたとさ。 しかしながら世界は残酷な物で、 そんな「悲しむ人を消す」ことを悪と考える魔法少女も現れてしまったわけです。 大きな特別な力でもたらされた結果は 取り返しのつかない物でした。 つよつよ魔法少女に封印され 永遠に罰を受け続ける結末。 どちらにせよ、今も彼女は「生き生き」と 封印から逃れて正義を執行しようと藻掻いています。 頑張ってほしいところです。 魔法少女に慣れ親しんだ方にとっては あまりにあり来たりで味気のないものでしたでしょうか? 一方でそのつよつよ魔法少女でさえも「目的」のために「力」を使って苦しんでいるのかもしれませんが、それはまた別のお話。