帝兵証 階級 中佐 兵名 マクミランTAC-50 名前 シムナ・フョードル 所属 帝国陸軍 個人スキル 有 《詳細》 光を喰らうスタンド的なものを召喚(?)する。その子の名前が「イクリプス」であり、イクリプスは影からぬ〜んと出てくる形で召喚(?)される。 イクリプスは影そのものであり直接攻撃することは不可能であるが、光を喰らって「闇」と呼称される光を通さない黒い粒子状の物質を生成し排出する。 イクリプスは実体を持たない。つまり、質量を持たないが、その「闇」は実体があり質量を持つ。 シムナにはその闇の操作権があり、形状を変化させ武器や装備や壁など色々なものへと活用できる。 ちなみに、隠密での諜報行為も可能だが、暗闇の場所でないとすぐにバレてしまう。室内の場合電気を付けると、シムナが個人スキルを使い隠れている場所のみ変な黒い靄ができてしまうのだ。なので最高でも3ルクスまでの輝度でないとうまくカモフラージュできないのである。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー ちょっとしたおまけ話 実はシムナには3人の兄が居たんです。兄と言っても次男三男の二人は拾い子でシムナとは血は繋がっていないのですけれどもね。 シムナの宝物はそのうちの一人が互いに軍に入った頃にくれた(?)赤い紐状の耳飾りをシムナは今でも肌見放さずつけています。…さすがに風呂に入るときは外しますけどね。 ちなみに無言で触ろうとすると数m後ろに跳ぶぐらい驚きます。別に怒っているわけじゃないらしいです。 でもまぁ…それだけ大事な物だってことですね。 もう唯一でしかない家族からの贈り物ですから。初任給の頃に兄と色違いの髪飾りを買い合ったらしいです。 ちなみに、シムナは常にマフラーを携帯しています。そこから察するにシムナは冬が嫌いです。冬、というよりも寒いところが得意ではないようですね。 彼女の一つ上の兄は凍死してしまいましたので。母は病死、父と長男は出稼ぎに行ったきり行方不明。まあ、お金がない貧乏な家だったうえに戦争で家も焼け落ちましたからね。3人取り残されたシムナ達は冬の凍える中、身を寄せ合って過ごしていました。まともに食べるものはなく、近所の人も余裕がなく遂には彼女達以外にも凍死者までもが出てしまうほどでした。 遂には、とうとう一つ上の兄が寒さゆえに衰弱しきってしまい、凍死したのです。ただ一人残った唯一の家族の兄と二人で寒い朝、もう二度と目を覚ますことのないその兄に声を掛け続けたのです。