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石村 冥輝世《専務取締役》

【石村とは?】石村コングロマリットとは宇宙に進出した企業の中でも1国家に届くほどの経済基盤と軍事力を有するメガコーポである。  なお、屈強な薄毛のエンジニアが主人公だったり、デッカイ鰹節が出てくる有名ホラーゲームの採掘会社とは一切関係無い。 【石村 冥輝世(いしむら くらきよ)】35歳にして専務取締役を務めるお喋り野郎とは彼のこと。  お調子者の冥輝世だが、それはごく1面に過ぎず、コネ入社でやって来たような典型的なボンクラとは違い、コネも何も無い状態から叩き上げで専務取締役まで上り詰めた実力ある人物だ。  どれほど有能かと問われれば「業務に取り組む姿と姿勢を見たベテランが舌を巻いて嫌味陰口を初っ端から言わなくなるほど」と評すれば、冥輝世の有能ぶりが分かるだろう。  唯一の欠点がその有能ぶりを隠さない事であり、むしろ積極的にアピールしてくることで、ウンザリした周囲からは堂々と「お喋りマシンガン」とか「マグロ」呼ばわりされているが、本人は褒め言葉とか愛称と受け止めている。 【名前の元ネタ】元ネタは平安時代の女性歌人"和泉式部"の詠んだ歌「冥きより冥き道にぞ入りぬべきはるかに照らせ山の端の月」から。  意味は「暗く更に暗い道に進む煩悩に満ちて絶望した自身の心を遠くからでも良いから照らして救ってほしい」という歌。  名付け親は晩年の石村会長なのだが、彼は一体どのような思いでこの歌を名前にしようと思ったのだろう。   【DX-C4 Lycka】Lyckaとは石村コングロマリットが先の企業間紛争の際に汚れ仕事を任せていた特殊戦闘ユニット"DX-D4"を改修して商業用女性型アンドロイドに偽装して運用している戦闘ユニットである。 【名前の意味】スウェーデン語で幸運を意味するLycka(リッカ)から。 【Lyckaのドロイド脳】前型のDX-Dと違い、Lyckaにはドロイド脳と呼ばれる個体の経験を元に人格や性格を形成する高度なOSが追加で搭載されているのだが、何故かLyckaとドロイド脳は相性が悪く、控えめに言っても個性的で癖の強い性格になる場合が多い。 【Lycka 01】お察しの通り社で初めて作られたDX-Dを改修して作られた個体。  Lyckaになってすぐに冥輝世の護衛になって約3年間苦楽を共にしてきた結果、「正妻」を気取る節があり、しかもかなり執着している様子。  要は重い女である。 【Lycka 03】Lycka 02が石村保安軍の部隊長として出向したので代わりに護衛を仰せつかった個体。  度々、Lycka 01に振り回される苦労人だが、その常識的な性格はLycka 01のブレーキ役として培った結果であり、そういう意味ではLycka 01はLycka 03の反面教師として役立った。