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ゼルフォビア帝国海軍第3艦隊【リヴァイアサン】

リヴァイアサンはクローバニオン大陸の南に広がる広大なリーウェイ大洋に敷かれたゼルフォビア帝国南部第一防衛線。通称〈ブルーライン〉に展開する艦隊の一つ ゼルフォビア帝国では艦船の名前に都市の名前をつけるのが一般的であり、フォルデルは帝国の首都。トリストルはかつて栄え今は廃都市となった貿易都市 リーウェイ大洋は四大海洋の一つ この海を跨いで多くの国々が貿易を行い、ルクラ海流は良質な漁場としてクローバニオン大陸に住む多くの人を支えてきた そんなリーウェイ大洋だが、その中心には【霧の壁】と呼ばれる謎の領域が存在し、文字通り大陸一つ分ある巨大な濃霧の塊は人々の感覚や機械を狂わせる というのも、今まで何百も派遣された調査船団は霧の中を進むうちにいつの間にか必ず侵入した場所へと引き返してしまい、機械は濃霧の中では必ず故障し遠隔からの観測すらできないのである。これのせいで内部の観測は今までに一度も成功したことは無く、次第に「そういうもの」として扱われ調査すら行われなくなった そんな状況が一変したのは二年前である。突如霧の壁が薄れ始め、たった一夜にして剣と魔法の世界【ナグサダール大陸】が姿を現したのだ 調査船団が持ち帰った情報により文明レベルが中世レベルと判明した直後、世界中の国が我先にと侵略を行ったが、そのほとんどが未知の力の前に完膚なきまで敗れ去った 後にその状況を静観していたゼルフォビア帝国はナグサダール大陸の二大勢力【聖テンブルクス教騎士団】、【魔術連合】の二つと友好的な関係を結ぶに至る