青白い銀髪(ウェーブのかかったミディアム~セミロング程度)、もしくは水色の混じった青髪に真紅の瞳。 身長は魔理沙や妖夢などよりさらに低い。 人間で言えば10歳にも満たないような背の高さだが、背中に大きな翼(通称悪魔羽)を持つためシルエットは大きい。 俗に「ZUN帽」と呼ばれるナイトキャップを被っている(通称ドアノブカバー。実際描く時にドアノブを模写すれば巧く描けたりする)。色は白の強いピンクで、周囲を赤いリボンで締めている。結び目は右側で、白い線が一本入っている。 衣服は、帽子に倣ったピンク色。太い赤い線が入り、レースがついた襟。三角形に並んだ三つの赤い点がある。 両袖は短くふっくらと膨らんでおり、袖口には赤いリボンを蝶々で結んである。左腕には赤線が通ったレースを巻いている。 小さなボタンで、レースの服を真ん中でつなぎ止めている。一番上にはS字状の装飾がある 腰のところで赤い紐で結んでいる。その紐はそのまま後ろに行き、先端が広がって体の脇から覗かせている。 スカートは太もも辺りまで届く短さ。これにもやはり赤い紐が通っている。ちなみに改変した学園セーラー服 性格はその本質は尊大かつわがままで、非常に飽きっぽいという見た目通りの幼い思考。 常日頃から退屈しており、気まぐれで突拍子も無い事を思いついては周りを振り回している。 年相応の老獪さはあるものの、吸血鬼という種族へのプライドを除き、先進的で新しいものや知らないものに対する偏見などが特にないため、豆撒きを知り実際にやらせたり、漫画を(部下と)貸し借りしたり、漫才めいたやりとりをするなど、子供のように振る舞うことを全然気にしないタイプだと思われる。 『東方紅魔郷』ではまさしく深窓の令嬢といった感じで、どこかとぼけたところがむしろ不気味で、強大な妖怪としての得体の知れなさを感じさせていた。 しかし『東方萃夢想』以降の作品では、幼子供のような我儘さが目立ち、妙に自信に満ちたキャラへと変化。 口調も初期は丁寧なものだったが、現在ではややボーイッシュでフランクな話し方。 そのため紅魔郷では主人公たちの前でキャラを作っていた可能性がある。 もしくは、普段はスイッチが入っていないオフの状態なのかもしれない。 だが頭の回転はとても速く、考察や駆け引きも得意。 ただしその場のノリと思いつきで生きているタイプなので権謀術数を巡らしたり……という描写とかは全く無い。 『萃夢想』では、妖怪退治は人間がするものだと考えつつ、その相手が人間に任せたら危ない存在だと感じたら、人間達を肉弾戦で動けなくさせてから自身が倒しに向かう(本人曰く、みんなが鈍くて痺れを切らしただけらしい。要はツンデレ。)など、面倒見の良い一面もある。 他にも妖精メイドの体調を気にかけ、彼女らの休養のためのパーティーをやるなど、優しい面もある。 ただし、興味の無い相手には冷酷無比。 人間有効度は極低という評価だが、力を認めた人間とは普通に付き合う為、ただの人間では遊び相手にはならず、食料にしかならないからだと思われる。 『緋想天』では完全にカリスマが崩壊しており、文ルートにある「ぎゃおー! たーべちゃうぞー!」は紅魔館への(武力行使をした上での)潜入取材を行った文との漫才とも言える掛け合いの中で生じた迷言。ノリがいい。 現在の世界観での初作品である紅魔郷から登場するキャラクターなのだが、この能力が明確に使われた事はまだ無いため、どのような能力かはイマイチ不明。 求聞史紀によれば"周りにいると数奇な運命を辿るようになり、一声掛けられただけで、そこを境に生活が大きく変化することもある"と言い、珍しいものに出会う率が高くなるらしい。 怪我をして倒れていた者を紅魔館の誰かが助けたことがあったらしいが、この場合は"のたれ死ぬ筈の運命を、別の運命に変えられた可能性もある"とされている(変えられた運命次第では、人妖になってしまう事もあるという)。 案外、館の住人もこのレミリアの能力で運命をレミリアの元にいる運命に変えられたのかもしれない。 このように、「運命」などという実体のない不確定要素を任されたためか、この能力を自力で行使できない可能性が高い。 未来予知編集 最も具体的で説得力が高い説。 妹のフランドールは、レミリアの能力は将来の出来事が判るというものらしいと語ったが、それは「あいつ(レミリア)の口癖」であって判る振りをしているだけだとも言っている。