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【青き明星】イブリース GE-5.62

〇機体解説 イシュタル・エレクトロニクス(IE)によって開発されたアームド・ドール(AD)。小型レーザー核融合炉「LaF機関」による半永久的な稼働時間と装着部位によって様々な変形が可能な特殊複合兵装『ヴィーナス』により様々な戦局に対応する事をコンセプトとしている。 〇機体データ 全長:177.6cm 重量:63.5kg 性格:純粋で自分の感情に素直な優しい性格。その為、正義感が強く自分が正しいと思ったら迷わず動く行動力と決断力がある。しかし、純粋すぎるあまり他者と激しく対立、暴走してしまう危うい一面も見せる。 〇主兵装 ・LaF機関(LaserFusion engine、レーザー核融合炉) 本機の動力源である、レーザー核融合炉。最新技術による小型化でADへの搭載が可能となった。核動力の為、半永久的な稼働時間を誇るが、小型化により最大出力はそこまで高くないのがネック。 ・LaFプラズマ式デファサーズ装甲(試作型) LaF機関から生成したプラズマで装甲表面を覆うことで位相転換が発生、分子構造の強度が上がる特性を持った装甲材を部分的に採用している。 ・ISH-DS12 ビームシールド発生装置 左腕部に搭載されたビームシールドを発生させる装備。生成されるシールドは高出力で耐久性は高いが連続発生時間は短い。これは主にデファサーズ装甲で覆われていない部分を狙われた際、瞬間的に使用するという使い方を想定している為。 ・ISH-SC05 ヴィーナス専用可変特殊複合兵装 プラズマコンデンサと変形機構を備えた『イブリース』専用の特殊複合兵装。LaF機関の出力の低さをコンデンサで補い、装着部位に応じた様々な変形で多彩な運用が可能な本機最大の兵装。 〇『ヴィーナス』変形モード ・モード『輝』 『ヴィーナス』を背面バックパックに装着した際のモード。『ヴィーナス』は翼を思わせるような形状に展開される。この状態の本機は『イブリース・輝きの明星』と呼ばれる。 この形態は『ヴィーナス』が『イブリース』のプラズマ推進の補助と強化を行う事により高い機動力を発揮する事が可能で、プラズマコンデンサを使用しない為、最も基本的な運用方法となっている。 またリスクはとても高いがこのモードでは『ヴィーナス』を本機から切り離して敵機に特攻させる事も可能 ・モード『宵』 『ヴィーナス』を左腕部に装着した際のモード。『ヴィーナス』はプラズマ砲に変形する。この状態の本機は『イブリース・宵の明星』と呼ばれる。 この形態の『ヴィーナス』はプラズマコンデンサの電力を使ったプラズマ射撃が可能で本機最大の火力と射程を持つ。ただし、プラズマコンデンサの容量を一度の射撃で使いきってしまいチャージが必要になる為、連射性は低い。また、 この形態ではビームシールド発生装置が『ヴィーナス』と干渉する為使用不可となってしまう。 ・モード『明』 『ヴィーナス』を右腕部に装着した際のモード。『ヴィーナス』はプラズマ刃の刀身を持つ大太刀に変形する。この状態の本機は『イブリース・明けの明星』と呼ばれる。 この形態は切断時にプラズマコンデンサの電力を用いてプラズマ刃の出力を高めることで高い切断力を持つ。 〇その他兵装 ・URS-1SM ビームサブマシンガン ・MNS-9BM ビームソード どちらも量産型ADにも採用されている扱いやすい装備のカスタムモデル。腰部にマウントしている。主に『ヴィーナス』を攻撃に使わない『輝きの明星』形態の際に使用。 〇バリエーション、派生機など ・ツインヴィーナス装備 二つのヴィーナスを装備した姿。『輝』の機動性を持ちつつ『宵』『明』での攻撃が可能になっているのが特徴。ただし、重量バランスの悪化や疑似人格負荷の増加などの欠点があり長期戦には向いていない。 ・ヴィーナス改装備 ヴィーナスを改良し『輝』『宵』『明』全ての機能を同時に使用可能にした「ヴィーナス改」を装備した姿。ただし、「ツインヴィーナス装備」と同様の欠点を抱えており、目標としていた性能の実現は難しいと判断され、開発は断念。 このコンセプトや開発思想は下記の「イブリア」に引き継がれる。 ・イブリア AE-10.42 「イブリース」の改修・後継機。出力を強化した「H-LaF機関」や新設計のフレームの採用により、ヴィーナスの各モードを大きく上回る性能を実現した。