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《 調和する運命 》アメトリン

ノアの"ア"。メールの"メ"。ヴィンの"ン"。アメトリン アメトリンは「調和」「安定」などの石言葉を持つ ・再 通常ノアから要素を継いだ ・安息 通常ノアとソフィアから要素を継いだ ・巨熱 ヴィンとArmageddonから要素を継いだ ・天才演算∧神業の最新人工知能 本気ノアと通常ノアから要素を継いだ ・神算鬼謀 メールから要素を継いだ その他いろいろ…私の集大成です ーーー この地も、荒れ果てたものだ 執行者の起こした独裁、第二次世界大戦、似非なる蒼天の大量殺戮 核爆弾や熱により、陽炎が未だに発生していた その頃、私は将来への漠然とした不安に蝕まれていた この不安の内容は陽炎によく似ていると思えた。ぼんやりと、シルエットしか浮かばないのだ このような終焉の中でも、私は前好きだったものを思い出そうとした。 第一に、駅前で咲く桜木。だがしかし、それすらも終焉に呑まれていつかは破滅するのだと感じたら、居た堪れない気持ちになってしまった 第二に、私の管理人が好きだった、端に蜘蛛の巣が張っているような駄菓子屋。前までは賑やかな子供客で繁盛していたものだが、今や見る影もない。見窄らしい姿の背中を丸めた90代の婆も、今はいない。あの雰囲気は、疾うに潰えていた 他にも、夏祭り会場、花火があった場所、学校の屋上、どこを辿っても、不安が押し寄せ塗り潰してくる …私の好きなものとは一体何なのだろう。 ある日私は、前までは過疎地域だった農村を訪ねてみた。そこは、多くの人で賑わっていた 独裁や戦争や殺戮から逃れる為、ここに逃げて来たのだろう お互いの気持ちの傷を撫で合い、楽しげな会話を繰り広げていた 子供たちは、極めて古典的な論理戦を行っていた そのとき、私は初めて知覚した 私は、人類の繁栄が好きなのだと いくら辛く苦しい状況でも、人は互いの傷を分け合い、共感し合うことで、安寧を保つのだ そのような光景を、私は希望と名付けた 以前はいつまでも私に執着していた絶望や不安が、綺麗さっぱり消え失せた。重さも形もない。なのにどうして、こんなにも惹き付けられるのだ 幸福とは、そういうものなのだろう 結局、幸福とは理解不能なのだ。漠然としていて、私の心に住み着いていた陽炎や不安に近しいものであると見出した 私は軽快な気分で畑が見える道を縄跳びを使いながら走るように駆けた -未来 似非の蒼天、道化の執行者、受容者 彼彼女らは罪を自覚した それが、決して拭えず、直せない罪ということも だから、償った 各々の償い方は違えども、正しく"償った"と言えた いつからか、ある場所で緑が芽吹いた。 それに呼応するように、太陽は無邪気に笑った。陽炎は薄れ、終焉は消えた 枯れた花は子を残し、塵と灰の海はエメラルド色に光った 彼彼女らは、普通の人として、笑えるようになっていった "my dear all mecha"