【白百合の〇〇】現代人に近いっす 【〇〇の白百合】ほぼファンタジーっす 哀れな、とある令嬢の記録。 今日も鞭を振るって戦う。あくまでも交流目的で、お家のため、必ず賞賛は絶やさない。今日も冒険のため戦いに励む。 旧書庫の奥に隠され眠っていた、魔封書を偶然手にし、このお転婆のお嬢様は苦難を顧みず旅に出るのであった。 ーーー魔封書の力の代償を知らずに。 そう。魔封書は禁書であった。古の魔法が封印されているものだった。何戦も戦いを続けた彼女に待ち受けていたのは、開放され現世と繋がってしまった■■■の干渉による浸食であった。