その気になれば国一つを簡単に滅ぼす事ができると言われる”八大厄災”のうちの一柱。 自身の美貌に絶対の自信を持ち、数々の国の元首を籠絡し、操り、滅ぼしてきた。 三百年前レーティス王国の騎士総長と戦った戦場は、今も非常に濃い魔力と瘴気により、いかなる生命も存在しない不毛の地となっている。 自身の寿命を消費し、不老の魔獣を生み出すことができる。魔獣の強さは消費した寿命に比例し、魔獣が殺害するとドロゼラが殺害したことになる。 ドロゼラが生み出した魔獣の中で特に強力な5体は”五大魔獣”と呼ばれている。 自身のためなら、いかなる犠牲も厭わない自己中心的で残忍な性格。 能力の特性上、幼い子供を好んで殺す。 かつては、〈極東の奇跡〉と呼ばれる心優しき聖女だった。