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【迷択よ神託よ正義を謳がえ】カラルド・エボリア

「……負けた」 私が、負けた……言ってしまうと 私と彼の間には十分な実力差があった… 「何故……」 『貴方は、迷いがあります…その迷いを捨てない限り何度でも勝てます』 迷い…私は迷っていたのか…… 彼らは、少女を助けに行ったのだろう 「……ふふ、騎士総団長ともあろう者が情けないな……」 …… 「私は…もう一度、己を試しても良いのだろうか……」 革命軍…彼の者達も来ていたのか…… まずは、それと相対するとしよう カツン、カツン 靴底の音が響き…剣が輝く…… 「君の目に私はどう映る……?」