【概要】根っからの戦闘好きだったニストリンシャにとって戦争の無い平和な期間は耐えがたいらしく、日がなゴロゴロしたり、夜の街に繰り出しては度を過ぎた糖分の摂取を繰り返しており、明らかに情熱を持て余している様子。 【日記】意外かもしれないが、ニストリンシャは毎日欠かさず日記をつけている。 ポケットメモ帳サイズの黒い日記帳にその日の出来事や感情の移り変わりなど、ごく普通の日記なのだが、後ろ暗い任務の多かったニストリンシャが事あるごとに黒い手帳を取り出して淡々と筆を走らせる姿には周囲に少なからぬ誤解を生んだ。 以下抜粋。 徒然なるままに日暮。机に向かいて心ゆくままに... ー中略ー 平和 平和 平和、平和過ぎますわ!次の戦争は何時ですの?脱走兵はいませんの??イキった能力者は何処ですの??? 平和な時間はワタクシにとって首を真綿で絞められている気分でしてよ!(まあ実際にされたところでワタクシは死にませんけども) ユーラシア大陸でも《削除済み》でも、なんなら宇宙でも良いですわ!どこでも良いからワタクシを戦わせて下さいまし! 【近況1:残念女性杯優勝】最終的にニストリンシャがカガミとリドルズを全て立て続けに倒し、予想外の勝者となった。 観客たちはその圧倒的なバトルと鮮烈な勝利に熱狂し、拍手喝采を送り続ける。 歓声が激しく響く中、勝者ニストリンシャはトロフィーを片手に掴むと、まるで斬り落とした敗者の生首を観客に披露する剣闘士の如く掲げた。 「ひさびさの血飛沫と勝利...ヒャハッ、ヒャハハハハッ!」と喜び高笑うニストリンシャだが..... 彼女が受け取ったトロフィーに『No.1残念で賞』という大変不名誉な称号が付与されていることに気付くのはだいぶ先の話。