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【確率の権化】ライクリーホード/可能性の支配者

本名 獅子埜 春乃 名前の由来   獅子埜 春乃  (獅子 の 全盛期) 容姿 高校生くらいの女子で白髪 年齢 約5000年前に発生と推定 口調 普段、又は年下に接する時は 「~だね」や「~だよ」と柔らかい口調 仕事時は 「~だ」や「~しろ」と少し命令口調 激怒時は 「~だ」等、仕事時と変わらないが言葉選びに容赦がなくなる 例:・貴様如きが…  :・…ふざけているのか? 性格 戦闘に私情を持ち込まないので冷静で冷徹に見えるが 心の底では心配や慈悲などの感情が微かに感じられる _____________________________________ 過去(簡略化 兼 更新済み) ※世界観の説明 ・現実世界より100年位進んだ時代 ・能力者は人類の突然変異であり ・中世の魔女狩りの様に、人々は自分達と違う脅威を嫌うため能力者は差別を受けてきた ・能力だけを望まれ、人として望まれなかった者は白髪や銀髪であったため白髪は「奴隷」の象徴であった 【より詳しい世界観説明】 https://ai-battler.com/battle/21c5ad61-43f1-41ca-b0f8-b6878e42ad5e 腐り果てた政治による権力の理不尽や生まれの違いによる格差の理不尽を根絶すべく SS 「Sanction Sovereign」 「制裁の 主権者」 という戦闘傭兵組織を設立 法を掻い潜る犯罪者や権力で罪を隠蔽した者の殺害、または、戦争の代行をする組織である。 構成員は 能力者が約10万人、七割近く 非能力者が約4万人、三割近くの割合であった。 ~十年後~ SSは内乱が起き、崩壊した。 原因は地位争いであり、元帥である彼女もまた、目の敵にされた。 彼女直属の部下達のみが彼女の味方となった。 非異能力統合群-01(INA-01) :ノンアビリティー・インタグレーション 略称: Nα inside 異能力打撃群-01(SDA-01) :アビリティー・ストライクダメージ 略称: α SD memory 異能力遊撃群-01(GRA-01) :アビリティー・ライドグローリア 略称: grad α 異能力特殊攻撃群-01(AUA-01) :アビリティー・ユニークアサルト 略称: α Umbra 異能力暗殺群-01(ASA-01) :アビリティー・サイレンツアサシン 略称: side α 各群の中でNo.1となる彼女直属の部隊、総括して「ゼロイチ」と呼ばれる。 非常に心強い信頼できる味方である だが、 それと同時に九割の兵員が敵となった。戦争において重要なのは数であり、 質においてもSSの兵員全てが高水準なため本来なら一方的な蹂躙となるはずだった が、ゼロイチと彼女の方が戦略性において上手である 暗殺群が敵の補給路を徹底的に洗いだし、い遊撃群が殲滅、その後封鎖した。 前線は勢いを失い、瓦解、その後、ゼロイチと彼女により敵勢力は一掃された。 戦火の後… 無論、元仲間を1人残らず殺害したことに人の精神が耐えられる訳が無い、罪悪感の重圧に押し潰され、彼女は一つの極論に達する。 "人類の争いが存在しない確率" この可能性を100%とすれば永遠の平穏が訪れる…と 一見すると普通だが、どうやったらそうなるか、という過程が分からないリスクに、精神が崩壊しかけている彼女は気づけなかった。 その確率を100%とした瞬間、彼女とゼロイチは地球を眺める宇宙空間のような謎の空間へと送られ、 地球…いや…時間が加速し始めた。 目まぐるしい程の発展を遂げた矢先、地上に巨大な火の花が無数に上がった… "核" 進みすぎた科学と膨らみすぎた欲望故に人類は絶滅した、一瞬の内に物事が終わり、 "人類の争いが無い世界" が形成された、それは人類がいなければ争いは起こらないという結論に確率が達したからであった。 彼女の意思ではなく、ただそうなるために必要な事だった。 軽率…判断…罪悪…同情…哀れみ… …"怒り" 彼女の思考の中に溢れる感情に彼女は座り込んだ、 「ただ平穏な未来を思い描いた結果がこれだ」 彼女は現実から背く様に目を閉じた、再び目を開けると先ほどの異空間ではなく、誕生したばかりの人類の目の前であった。 だが、彼女やゼロイチの事を人類は認識していなかった。彼女達はただ見ることしか出来なかった。 2000年毎に文明の誕生と破滅が起こった。 破滅が起こる度に謎の異空間へと転送され、地球の姿を見させられる 二つの文明が破滅し、三つ目の文明が誕生する時、彼女は地球に手をかざした。 「もう…終わろう…誰も苦しまないように」 地球が完全に破滅し、新たな生物が生まれないように確率を操作しようとする その時、部下が彼女の腕を引く 部下「それはあんまりじゃないですか。」 彼女は部下を見つめた、その顔に全盛期の光は無く、虚無という影が掛かった顔であった。 部下「っ…!」 部下は一瞬怯むも続けた 部下「まず第一に貴方は人々を救うために我々を組織した、その後、誰も傷つかないよう確率を操作した、そうでしょう。」 部下「その結果がこれで落胆と失望もあるでしょう、しかし、それで諦めては貴方があまりにも報われないじゃないですか。」 「…」 部下「貴方は昔こう言った、 "全てを諦めるのは怠慢で" "全てを求めるのは傲慢だ" と。」 部下「今がそうですよ諦める事も、求める事も貴方は出来ていない。」 黙っていた彼女は声を荒げた 「私は怠慢さ!…全てを諦めたんだよ!」 部下「ではなぜ一回目で破壊しなかったのです?それに、私が腕を引いても破壊は出来たはずです。」 「っ…!」 諦めたと言う彼女自身が、一番可能性を諦められなかった。その事実を突きつけられ、彼女は沈黙する。 部下「5000年です。」 「…5000年…?」 部下「貴方が動くのを待った私達の期間です。」 「…」 一時間は一秒として感じる程加速していて、歳もとらないが、それでも十分に長すぎる時間であった。 「怠慢…か…」 過去、自身の言った言葉が響く 「哲学的で極論的だな…だが…それも私…か…」 再び沈黙が訪れ、彼女が口を開く 「分かったよ…もうやめだ…人類を救うのなんて…」 彼女は立ち上がり、地球を眺めながら言った 「これから我々は…        人類を"裁く"」 時の加速から離脱した彼女と部下らは誕生したばかりの人類に知識と技術を教え、急速に発展させて行き、過去…彼女が消し去った人類と同程度に発展した時、 新たに SSN 「Neoteric Sanction Sovereign」 「新しい 制裁の 主権者」 を設立 ゼロイチ群を主軸とし、 法を掻い潜る犯罪者や権力で罪を隠蔽した者の殺害、または、戦争の代行と、SSと変わらないが、方向性が変わった。 SSは公に姿を表していた完全な正義であるが、 SSNは公に姿を表さず、権力による理不尽を力の理不尽で裁く組織へと変わった。 決して善とは言えぬ所業を行い恨みを買おうが妬まれようがこの世の理不尽を裁く、そんな組織へと生まれ変わった。 今度は家族をその中に招き、今へと繋がる 【手記】 人の可能性を信じ、裏切られた者は一度人類を滅ぼした、が…人類はまだ存続している、可能性を捨てきれない者がまた可能性を信じた、 人類が完全に滅ぶ時、それはその者が人の可能性を捨てたときであろう…