...ルルカが討とうとした水晶竜は、突如として戦いを止めた ルルカはボロボロになりながらも、決して諦めなかった そんなルルカの姿を、水晶竜は認めたのだろうか そうして、ルルカは水晶竜を新たな師として共に修行を積んだ そしていつしか、1人と1匹は共に戦う盟友となった ...幾つかの月日が経った後、1人と1匹は空を飛び、ある場所を目指した ルルカにとっての新たな1歩を踏み出した場所 かつて卒業した魔法学校であった 「...そういえばさ、なんて呼べばいいの?」 「...好きにするがいい、小娘」 「うーんと...じゃあ『エルタ』!」 「...まあいい、夜明けが近い、飛ばすぞ小娘」 「もー!ボクのこともちゃんと名前で呼んでよー!!ルルカって!ルルカってー!!」 ※余談 エルタの名前の由来は北天の星座の竜座の最も明るい恒星『エルタニン』から来ている