書き溜めメモランダム デレニアの言う"恩人"はシーヴのことを指している。 幼少期に両親に捨てられたデレニアは、偶然にもシーヴとその父親に拾われた。ただ独り路地裏に座り込んでいた彼女はシーヴの手を取り、幸いにも餓死寸前で一命を取り留めることになる。 普段からシーヴに対する忠誠心は高く、彼女を守る為に刀を振り続けている。 もとい、彼女に振り回されている。 今日も恩人の頼みを断ることができず、仕方なく従ったものの、動きにくい上に目立ちやすい服を着せられてモヤモヤ。