「一歩に始まり音を超え、二歩に掛かれば光に届き、三歩に到れば影すら見せず。……逃げる隙など与えると思ったか? 世に仇なす貴様ら魔性は、我らが剣にて斬り伏せる!」 ■名前:イサラギ フウカ ■性別:女性 ■年齢:20歳 ■種族:ハーフエルフ ■職業:剣士 【容姿】 緋色と金色が混ざり合った鮮やかなストロベリーブロンドの長い髪を紐で結び、ポニーテールにしている。目は切れ長で、瞳は焦茶色。 鏡鳴流の女剣士が代々着用している巫女装束を着込み、腰に太刀を佩いている。 【性格】 礼儀正しく実直で人との輪を大切にする人柄の持ち主だが、同時に激情家な面もあり、口より先に手が出るタイプだったりもする。 自分でも良くないとは思いつつも、聞く耳を持たない、というほど深刻なレベルでもないため直す必要に迫られていないため改めるには至っていない。 【背景】 遠く極東は桜花咲き乱れる島国の出身。 『都』と呼ばれる街にて、跋扈する魔性を斬り祓う剣術家集団の宗家に生まれた戦巫女。歴代初のハーフエルフ。 古来よりイサラギ家を含む戦巫女の者達は人間しかいなかったが、当代の頭首が大恋愛の末にエルフと結婚したことでフウカが生まれるに至る。 頭首がエルフを娶った際にも一悶着あったが、その火種は娘であるフウカにも及び、実力を示さなければ戦巫女としての務めを続けることが出来ないと宣告されてしまう。 現在は己の力を高め、いずれお歴々方を黙らせるために修行の旅へと出ている。 【鏡鳴流剣術】 魑魅魍魎が跋扈する『都』の治安を守るべく、遥か昔に興された流派。 一秒でも速く、一瞬でも速く、魔性の存在を斬り伏せるために鍛え上げられた神速の剣技が特徴。 防御を行うよりも攻撃を優先し、手数を掛けるよりも重く強力な一撃で瞬く間に両断することを旨としている。 速く、重くが真髄であり真骨頂。 分派が幾つか存在し、呼び分けるため『鏡鳴流宗家』や『鏡鳴流本家』と呼ばれることもある。