先生「で、なんでアイツを殴ったんだ?」 アルク「アイツが、俺の両親を馬鹿にしてきやがったからぶん殴ってやったんだ。他のクラスメイトにもデマ吹き込みやがったからな」 先生「あー、君の両親ね。お父さんは元プロの総合格闘家だったね。」 アルク「あぁ、もう少しで世界タイトルをとる所で事故ったって聞いてる。今はあんなんだがすげぇ親父だ」 先生「だとしても、殴っていい理由にはならないからね。君、もう少しで少年刑務所に入るところだったんだよ。」 アルク「俺はさ、両親に殴られて育ったからさ、他人を殴ることしかストレスを発散する術を知らねえんだ。自分でもどうしていいかわからねぇ」 先生「君ね、精神病院に通ったほうがいいんじゃない?」 アルク「んだとコラ、馬鹿にしてんじゃねぇ!クソ役に立たねぇ説教たれんならもう帰るぜアホくせぇ」 先生「ちょ、君!待ちなさい!」 ==================== 後日~ 精神病院前 アルク「ああ言ったものの、将来のことを考えたらマジで病院でも何でも行って何とかするしかねぇ・・・」 白衣の女「どうした少年、何かお困りかな?」(肩ポン) アルク「!?・・・気配が全く無かった、てめぇ何者だ!?」 ======= 続く ========