「なぁなぁ、リンちゃんさんよぉ。ここ最近ずっと煙草吸ってるけど、体に悪いから止めた方がいいんじゃね?」 「うるっさいなぁ。私はこれが無きゃやってられないの。毎日任務ばっかりでクタクタの私を唯一癒してくれるんだから。」 「でも、明日で任務も最後。これが終わったら二人一緒に暮らせるんだよ?」 「まぁ…そうだね。」 「よーやく二人でゆっくり暮らせるーってなった直後に肝臓やられてポックリ逝かれたらサクラちゃん悲しいんですけどー」 「…」 「どーですか?リンちゃん?」 「……嫌でs…」 「ウルウル(T^T)」 「………ハァ、わかったよ。」 「ハッ、ちょろ(小声)」 「ん?何か言った?」 「いやーやっぱりリンちゃん様は偉大だなーって!!」 「はいはい、そういうのいいから。」 「じゃ!禁煙よろしくゥ!明日の任務をサクッと終わらせて平和なスローライフを満喫しようぜ!」 「はいはい。わかりましたよー」 「約束だからねぇー!」 「わかってるよ、サクラ。もういいから早よ寝ろよ?」 「リン殿。どうされました?」 「その名前で呼ぶな、吐き気がする。」 「失礼しました。「ヴォーティガーン」殿。」 「で、何の用?」 「いえ、長らく煙草を加えたまま指輪を眺めていらっしゃったので、お声を掛けさせて頂いた限りでございます。」 「だいじょーぶだよ。少し、昔のことを思い出してただけ。」 「………サクラ殿のことでしょうか?」 「……」 「……ところで、お夕食の準備が整いました。いかがなさいますか。」 「食べるよ。これを吸い終わった後にね。」 「かしこまりました。では私はこれで。」 「はーい、またね。」 「………ごめんな、サクラ。」 「私、天国には行けそうにないや。」