ログイン

【断崖の放浪者】曦鈴

(久々にちゃんとプロフを書こう) 以下、彼女へのインタビュー内容 名前:楊 曦鈴 性別:女 種族:獣人(山羊) 年齢:不詳(生まれた日が不明なのです) 身長:166cm(ツノは頭より上に出ない) 体重:浮いたらゼロ 所属:嶺桜(りょうおう) 好きな物:生ニンジン、林檎、鹿肉 嫌いな物:トマト、玉ねぎ ・自分の好きなところ 山羊さんと同じツノとおめめ、力持ち ・自分の嫌いなところ いっぱいあった。でも大丈夫だよ〜。 ・最近ハマっていること 新しい友達と山にお散歩にいくこと ・最近大変なこと 髪の毛含め全身が乾きにくいこと こいつも例外では無く……こちらの世界はフィジカルモンスターまみれですね。 パワーだけは一級品。 曦鈴は腕相撲でムキムキ師匠にも負けたことがないようだ。 ────────────────── その間、暇を持て余した。なんとなくそこにいた蜻蛉を見つめていた。先日新しくできた友人がここに来て初めてこの大きさの蜻蛉を見たそうな。ウツロと戦っていた時ぐらいに真剣な表情をして対峙していたのはいつまでも見ていられそうだった。 この数年はずっとひとりだった。 完全にひとりではなかったものの結局は“ぼく”しかいなかった。 少しはひとりにも慣れたし、あんな薄暗い廃墟の周辺よりだったらまだマシだといえる。 急ぎ足で門の方に駆けていった師匠は体調が悪いとか言っていた割には三分足らずで帰って来た。 「ねぇお師さん、その“どうじょーやぶり”ってのはどんなやつだった?」 「ただの素人だ。心配の必要は無い。ちゃんと生かしてある。」 「ふーん。あっそうだ。お師さんは今日何でぼくを呼んだの?夕飯の相談?」 「夕飯……夕飯は先日知り合いから教えてもらった硬いせんべいを入れる鍋をつくろうと……いやそうじゃなくてな、えーっと……」 師匠はとっても考えている。 なんでぼくを呼んだのか。覚えていないみたい。 師匠はたまにボケが出る。歳のせいなのかなと思って昔から師匠のことを知っている人に聞いてみたら、若い頃からずっとボケボケだったようだ。 ボケボケで時々天然で時代に取り残されているような師匠をみているとなんでこんなので生活できているのだろうと気になってしまってしょうがない。 ずっとずっと気を張っている必要は無いという教訓を体現してくれているのかなと。 このままいくと、ぼくを呼んだ答えが聞けないまま今日も終わってしまいそうだ。