クトゥグナが生み出した「派生」 クトゥグナ本体にとってはこの「派生」はただのエネルギーの回収装置に過ぎない 全てが不明な謎の邪神 いや邪神ですら無いのかもしれない 妖怪、神話生物、魂? どれも該当しないだろう ただ恐らく貴方の遭遇した「クトゥグナ」は「本物」のクトゥグナではないのだろう… 1部の魔族の中では「禁句」とされているが言い伝え、神話が存在していた はるか昔「創造神」と呼ばれる存在は3体の神を自身の身体を使い創造した 「時の神」「空間の神」「反物質の神」 それらが更に派生し幾多もの「神」が誕生した そのうち「反物質の神」から派生したものの1つ 「影」から更に「???」に派生し 「空間」に手を出した 3神は???を懲罰するため動いたが ???は既に「影と空間」の狭間である独自の空間へ逃げ込んでしまった もはやあれは神ではない ならば何なのだ、邪神か? 否 ???を「区別」することはできない いやしてはいけないのだろう 強いて言うのであればあれは 「異」であり神ではない神なのだ 時が経ち 派生から生まれし子供たち 子供たちは派生が創りし「舞台」で更に「分岐」する 子供の派生の1つ「魔族」へ「異」は干渉した 「チカラ」を授かる代償に 「神」を忘れ信仰せよと 「異」は信仰により「神」の1部の「権限」を手にし「支配」を広げていく 「異」は少しづつ不安定な「派生」を現世に表すだろう モクテキはわからない、ただ1部の魔族の中ではそういった言い伝えが残っている 「原種」なら何か知っているのだろうか 1つの神話は微かに、ただ今も根付いている