ログイン

DM.023「padāti"パダーティ"」

【概要】主に第600装甲擲弾兵師団へ配備されている人型の大型二足歩行兵器。 【名前の由来】サンスクリット語で歩兵を意味する「padāti」から。 【設計】「DM.23」はそれまで試験的に作られたドロイド歩兵「ジュッカナ」や大型4脚戦車「ジャガンナート」とは一線を画す人型戦闘プラットフォームである。  《削除済み》の第2セクター設計局で設計され、《削除済み》県の兵器工場で製造されたこの兵器「DM.23(Division Mech 23号)」通称「パダーティ」は大型の歩兵というコンセプトで作られた。 【革新的設計】初期の「パダーティ」は様々な期待に答える為に多額の資金提供の下、革新的な駆動装置とエネルギー供給配列を備え、汎ゆる地形、気圧、気温や地形に対応出来るよう可能な限り各関節の可動域を広げるように設計されている他、2重緩衝装置とスタビライザー等の負荷分散モジュールと合わせて高い地形対応能力と機動力を獲得していた。  装備も様々な戦術や状況に対応する為に90mmチェーンガンなど人間の銃器を模した数種類の火器が用意されていたのを考えれば、どれ程の期待を寄せられていたかが良く分かるだろう。 【欠点】しかし革新的技術とは洗練されていない技術という意味でもある。  広い可動域を備えた駆動装置はモジュールありきでも摩耗が激しく、エネルギー配列管は一度損傷すると前線での修理は困難を極め、緩衝装置の整備には専用の設備が必要である。  各種武器の給弾もかなりの手間がかかり、チェーンガンを例に挙げれば、弾倉への給弾は一度工場に送り返さなければいけなかった。  ご多分に漏れず、コストも高額なのは言うまでもない。 【量産型】最終段階では可動域を制限することで摩耗を抑え、幾らかの既存システムと交換することによって複雑な構造を改めたタイプが量産型として製造された。  残念ながらコストを抑えることは出来なかった。