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惨劇の生存者

全てを手放してしまってもいいのに、朽ちた過去を置いていけなかった男。 彼の周囲に現れる棺や、止むことのない猛吹雪はどんな場所であれ発現する。これは異能なのかもしれないし、或いは自分自身への呪いなのかもしれない。 何にしても、彼は終わらない埋葬を続けようとする。それを使命と定めなければ、きっと心が折れてしまうのでしょう。