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【羨望の影・嫉妬の枢機卿】緑川 恵(みどりかわ けい)

誕生日:1/15(3/25) 好物:肉 嫌いな物:無し 年齢:167歳(65324歳) 人と比べると高齢だが、大罪の力を手に入れてからは歳をとることが無いため二十歳の肉体のまま 元々は強欲の守り人として暮らしていた。しかし、自らの素の力が弱いことによりどれだけ力を磨こうと他の守り人との力の差は開くばかりであり、恵の全てを奪う強欲の力は他者を妬む嫉妬の力へと変貌仕掛けていた。その時、旧嫉妬の枢機卿が旧憤怒の枢機卿と死闘を行い弱り果てていた為、旧枢機卿を殺し自らが嫉妬の枢機卿の座に着いた。その為、強欲の守り人としての年齢も合計すると65324歳となるが、嫉妬の枢機卿としての年齢は167歳程度である。 緑川 恵は、社会の底辺とも言えるスラム街で生まれ育った。彼女の家族は貧困と暴力の中で生き延びており、恵は幼少期から「無価値」であると教え込まれるような環境にいた。学校に行く余裕などなく、学ぶべきものは「生きるための手段」だけだった。 食べ物を盗み、強者に媚び、弱者を見下すことで生き延びる日々。そんな中、恵は自らの姿に嫌悪感を抱きながらも、「自分よりも恵まれた者」に対する嫉妬を募らせていった。 幼少期から虐げられてきた経験により、恵の中には「自分は被害者である」という意識が強く根付いていた。誰かに助けを求めても無視され、努力しても報われない。その理不尽さに耐えかね、彼女は次第に「私が苦しいのは周囲が悪いからだ」という歪んだ価値観を持つようになった。 恵は自分を正当化するために、他人の幸福を「自分を苦しめるもの」と見なすようになり、その結果、周囲の人間全てに対して敵意を抱くようになった。 ある日、恵の国に強欲の枢機卿が表れ全てが混乱に陥った。枢機卿はスラム街を「浄化」と称して破壊した。生き残った恵は、怒りも悲しみも感じなかった。ただただ、枢機卿の力に憧れを抱いた。そして「全てを自分のものにしたい」という欲望が芽生えたのだ。 その後、偶然にも大罪の力の一部を宿す機会を得た恵は、強欲の守り人として覚醒する。しかし、彼女の能力は、被害者意識と嫉妬心が反映された歪んだものであり、強欲の力は存分には発揮されなかった。守り人との力の差は開くばかりであり、嫉妬の枢機卿と相対し、その力を受けた瞬間全てを奪う強欲の力は他者を妬む嫉妬の力へと変貌する。その時、旧嫉妬の枢機卿を殺し自らが嫉妬の枢機卿の座に着くことを狙い続け、隙を見つけ実行した 枢機卿として覚醒した後も、恵の内心は満たされなかった。彼女は「自分の苦しみを理解しない者は全て悪だ」と信じ、他者を攻撃し、支配し続けた。しかし、その行為も彼女の孤独を埋めることはなかった。 恵は、かつての自分と同じように苦しんでいる者に対してのみ一時的な共感を示すが、その者たちが少しでも自分より恵まれた状況になると、再び嫉妬の対象とする。 恵の目標は、世界中の幸福を根絶し、自分と同じ「苦しみの化身」だけが存在する世界を作り上げることである。 彼女にとって、全ての幸福や愛情、成功は「自分の苦しみを際立たせるもの」であり、それを消し去ることで初めて自分が正当に扱われると信じている。 嫉妬の権能:彼女の力の本筋は自己を上回るものの否定、それ故に彼女が知った自己を上回るものは全て彼女以下に衰える。鍛錬された肉体は骨と皮になり、優れた頭脳は児語すら話せぬ愚傀と成り果てる。その発動条件は彼女に1度認識されることであり、1度認識されれば死ぬまで弱体化が終わることは無い。 反転の悪意(Twisted Malice) 恵の視界に入った者の全ての行動や発言が、自動的に「悪意」として変換される。その「悪意」を実体化し、相手に対して攻撃として返すことができる。 例えば、相手が挨拶をしてきた場合、その言葉を「罵倒」に変換し、それに応じた精神的または物理的な攻撃を返す。 どれほど善意の行動であっても、恵にとっては「攻撃」として受け取られるため、相手は意図せず自らを追い詰めることになる。 2. 嫉妬の影(Shadows of Envy) 恵が「羨ましい」と思った対象の能力や特性を奪い取り、自らのものとして使用できる。ただし、その能力は「歪んだ形」で現れる。 例えば、相手の美しさを奪う場合、相手は醜く変貌し、恵はその美しさを持つが、その美しさは不気味で狂気を帯びたものとなる この能力は相手の身体的・精神的な特徴、さらにはスキルや魔力にも適用可能である。 3. 苦痛の共有(Shared Torment) 自分が受けた精神的または肉体的な苦痛を、相手にそのまま転送する能力。 相手が「悪意」を向けたと認識した瞬間、その苦痛は自動的に倍加して相手に返される。 4. 絶望の鏡(Mirror of Despair) 恵の前に立つ者の「本音」を無理やり引き出す能力。 相手がどれほど善意を装っても、心の奥底にある嫉妬、怒り、憎悪といった負の感情を強制的に具現化させ、その感情を拡大して相手に突きつける。 相手は自身の本音に押しつぶされ、行動不能に陥る。 5. 嫉妬の大渦(Ultimate Envy) 周囲の全ての人間に対して、自分を「最も愛する存在」と錯覚させる強制支配の能力。 その愛情は狂気的なものに変わり、恵を守るため、または恵に認められるために、対象は自らを犠牲にする行動を取る。 嫉妬の影:自身の影を操り、それに触れたものへ嫉妬の権能を適用させる。 緑眼の閃光:目を合わせた存在の凡ゆる敵愾心を煽り、同士討ちを引き起こす 影の束縛:周囲の凡ゆる影から槍を突き出す。 憎悪の海:地面にあるあらゆるものを飲み込み、支配下に置く 概念腐食:自身に触れた全てのものを例外なく衰えさせ、即座に破壊する。 ※守り人:枢機卿の部下 ※枢機卿:その名を冠する罪を司る存在 他の枢機卿からの評価 ※怠惰:どうでもいい ※憤怒:陰鬱な性格で腹が立つ ※強欲:経緯‪”‬は‪”‬興味深い存在。だが精神性は醜く吐き気がする ※暴食:ちょろい ※傲慢:素晴らしい!もう一歩だ! ※色欲:助けてあげたい存在。