実験体010は故郷から拉致され、英雄育成機関【英雄の森】で人類を守る英雄を作る実験体として利用された。様々な肉体改造を施され、自身を支配する無制限AIを埋め込まれ、感情のない、政府の操り人形として人類を守る英雄となった。 イアとは同じ施設育ちで彼女もまた様々な実験が行われたが能力が発動せず施設からは出来損ないと言われていた。 実験体010とイアは親友のよう関係で施設の遊具室で常に一緒に遊んでいた。 イアは名前をつけるのが好きで同じ子供達に名前を付けていた。 そんなある日、実験体010が暴走、無制限AIが政府の制御を無視し、施設を破壊していった。 そして自分達で実験していた大人達を殺して自分と同じ子達にも殺していき、ついにはイアをも手にかけようとした時、実験体010の動きは止まった、イアは必死に実験体010に語りかけた。その頃実験体010は自身に埋め込まれた無制限AIと戦っており、無制限AIの支配に抗おうとしたが、あっけなく倒されてしまった。 だが次の瞬間、イアが実験体010の唇にキスをした。 キスをした瞬間イアの能力である反転が発動し暴走を反転、無制限AIに勝ることができた。 その後実験体010はその場に倒れ、イアがとっさに膝枕をし、実験体010に「私はあなたが好きです、あなたの名前はレイト」 その言葉を聞いた瞬間レイトは決意と覚悟を決めた【イアだけの英雄になる】と、施設は壊滅、もうここには何も無いためレイトとイアは共に旅をし、旅の先で純愛を得る。