≪プロフィール≫ 誕生日:6月12日 血液型:AB型 利き手:右利き 座右の銘:急がば回れ 好きな食べ物:オムライス 苦手な食べ物:梅干し 休日の過ごし方:一人で街をぶらぶらする 友達の数:少ない 成績:良い 得意科目:国語 苦手科目:特にない 部活:なし(帰宅部) 最近の悩み:なかなか人に信用してもらえない ーーーーーーーーーーーーーーーーー ≪悪戯の終わる日≫ 六歳の羅子は、悪戯が大好きだった 物を隠す、転ばせる、驚かせる 泣いた顔も、怒った顔も、痛がる声も面白い だから昨日より今日、今日より明日 「もっと面白い悪戯」を考えた 先生に叱られても、両親に怒鳴られても、羅子にはよく分からなかった 「悪戯しただけなのに」 そしてある日、羅子は一線を越えた 同級生一人が救急車で運ばれた 翌日、その席は空っぽだった やがて大人たちは、その子の身体には重い障害が残り、もう以前のようには動かせないと告げた 羅子の母親は泣き、父親は言葉を失い、教師は震える声で羅子に尋ねた どうして、こんなことをしたの 羅子はしばらく考え――不思議そうに首を傾げた 「……そんなに痛かったの?」 それから十年 春 更生施設の門から、一人の少女が出てきた 「今までありがとうございました」 羅子は職員たちに深々と頭を下げる 暖かな陽射し、桜、新品の制服 今日から高校一年生だ 彼女はたくさんのことを教わった 何をすれば人は怒るのか 何をすれば罰せられるのか そして――どう振る舞えば、人は安心するのか 登校する生徒たちの列に混じり、羅子は朗らかに微笑んだ 「いい子にしてますよ?ちゃんと反省しましたから」 誰から見ても、普通の女子高生だった