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[束縛王]アミラス・キューラ

とある団長会議の日、彼女はぶっちゃけるとキレていた。彼女の心情はこうだ。(…毎日仕事だらけの王国軍団長よりも自由な冒険者に憧れて、団長を全力で辞退してまで冒険者になったというのに…なんでだよ!マジで!?)…そう、彼女は…昔とほぼ変わらない生活を送っていた… 先ほど言った通り、彼女は激務が嫌だったので、団長をやめたはずなのだが、今は斥候兵団団長不在のために、会議や戦場では代理として彼女は団長の仕事に戻っている。つまり、正直なところ仕事の約80%は団長の仕事をしているので、実質前の生活と何ら変わりがないのだ。 「アミラス・キューラ殿、王国の団長会議にご参加お願いいたします」「…わかった…」(またかよ…この、クソッタレ野郎がぁぁぁ!!)…今日も明日も彼女の休みは、ない…