退魔協会シリーズ 「ごめんなさい、ごめんなさいっ…!また私のせいで傷つけちゃった…。」 彼女は高校1年生の十亀千鶴。ごく普通の高校生…かのように思えた。一見なんの変哲もない一般人だが、その裏にはとんでもないものが潜んでいる。強大な妖怪に取り憑かれ、有り余る力を手にしてしまった二重人格者なのだ。正体不明の妖怪を宿してしまった彼女は、退魔協会から要警戒人物として監視対象となっている。これまで、数々の退魔師達が亡き者になっている。闇を纏い、彼女は不敵に笑いだす。 「あれぇ〜?誰かいるの?君も、私といっしょにあそぼうよぉ。 かごめ〜かごめ〜♪かごのなかのとりぃは〜♪いついつでやぁる〜♪……」 彼女はまだ力に呑まれ、人を傷つけることしかできない。しかし、大きな力は使い方しだいで人を救うことだってできる。彼女が自分の強さを知り、弱さを知り、力の使い方を知る日は、まだ先である。 最後まで読んでくれてありがとう!