ログイン

【ホルトゥス學園 魔術学部非常勤講師】晴明

【救世の聖魔女との会話】 「先生、お久しぶりです。‥‥あなたは全く姿が変わりませんね」 『あぁ、久しいなアントワネット、当然だろう?私を誰だと思っている それで用件は何だ?今は學園の再建に忙しい、できるだけ端的に済ませてくれ』 「……先生もご存じでしょうが、我々、鉄十字騎士団 第二部隊は近々、反乱分子の全面制圧を開始します その時、先生にも我々の味方としてご参加頂きたいと考えております」 『断る。前にも言っただろう?お前たちはこの世界の最後に録でもない死に方をする。それなのに何を死に急ぐ必要がある?それもかつての仲間たちと殺し合いをするとは正気の沙汰とは思えないな』 「先生は……それで世界が滅んでもいいと言うのですか?今を生きる人たち全てが犠牲になったとしてもいいと言うのですか?」 『構わん、世界の終わりなど何度も見てきた。お前たち生徒の最後だって何度も見てきた。その上で言っている、これ以上無駄に死のうとするな、私の天秤は人類の存続よりも一人の生徒の命の方が重い』 「‥‥‥‥先生はあの時から何も変わりませんね、生徒に対して死ぬほど厳しいくせに、生徒のことを誰よりも甘やかす、あなたは本当におかしな人です」 『当然だろう?私を誰だと思っている? お前たちの教師だぞ?私のような狂人でなければ勤まらなかったさ』 「……本当に…困った先生です」