[審判の刻………天命よ懺悔せよ、輪廻転生を終えよ、偽りの断罪を終えよ…終焉を迎えよ] 遠い、あの幸せだった日常。 龍の脅威が届かぬ草原で聞いた、あの優しき嫁の声。 あの、天命達に葬られた嫁と生まれる筈だった尊い命。 末長く幸せになろうとするのはこの世界の規則に違反している? 貴様とその平和に満ちた嫁と子は因果応報であった? あぁ、そうかよ それが 最期の発言でいいんだよな? [終わり無き怨念は軈て身を喰らい尽くし その身は怒りの権化と成り 執念の刃が煌めき続ける その執念体はもう正義でも悪でも無い もう後戻りは出来ない だからこそ 全力で成し遂げる 終わり亡き最後の愛戦を ]