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【戦場に歌う】ヴァーミリア・W・フェーデルラント

ハイデルヴェルク王国を護る戦場の歌姫。でも姫って呼ぶと怒る。 19歳にして、首都ハイデルヴェルク市及びハイデルヴェルク城の警護を任されている近衛師団の第5大隊長を務める。 好物はカレーライス(甘口)。かわいいね。 ハイデルヴェルク市内北東に位置する5番街に生まれた。 街の人々は賑やかで、暖かかった。ヴァーミリアはそんな人々に愛され、すくすくと育ってきた。街のみんなが大好きだった。 幼い頃から、彼女は歌が大好きだった。彼女の明るい歌は、みんなを笑顔にして、小さな願いを叶える魔法となった。 だが。 7年前の魔族大襲撃は、街に壊滅的な被害を齎した。 王国は辛くもこれを退けたものの、北西及び北東の2方面から侵攻してきた魔族に対し、王国軍は後手に周り、一時は市内への侵入を許し市民数万人規模の被害者を出した。 5番街の被害が最も多く、彼女の歌を聴いて褒めてくれたみんなも、何名も亡くなった。 もうそんな絶望はうんざりだ。 みんながいなくなるのはイヤなんだ! 幼い頃の明るい歌は暫く歌えそうにない… みんなを護る決意を、理不尽な世界の真偽を、試行錯誤の流転を、魔族への反逆を、理不尽を跳ね除ける神話を歌に、彼女は戦い、人々を導く。 彼女の歌は市民の絶望を掻き消し、真実の希望を齎すのだ!