ただ悪を打倒すためその足を進めてきた。 そんな中、別の世界の勇者って人が現れて私に色々言ってきた。 とても強かったし、油断ならない人だった。 偶然隙を見つけて、そこをたまたま突いただけ…勝ったのなんて確率に過ぎない…。 一つの絶望で、たくさんの希望を捨て去った私と、たくさんの絶望を見て、でもその中で小さな希望を見出していたあの人…どっちが正義と呼べるんだろう? あの人の言ってた希望とか、善人とか、贖罪とか…少し、信じてみようかな…?よく考えれば、人は誰しも、少なからず悪となる部分を持ってる。その小さな悪を全て断罪していたら、いつか私もその断罪に巻き込まれてしまう気がする。 そうだ。そうしよう。お姉ちゃんもきっと、それを望んでいたはずだ。 じゃあ、待っててね。勇者を待ち望んでるみんな… 今度こそ私は、みんなから慕われる『永劫に語り継がれる勇者』になってみせるから!! 勝利時/{i}不使用 https://ai-battler.com/battle/eea76b2c-8bf9-4219-812d-e5ab24a73f09