神話がまだ現在進行形だった時代、世界の外縁で最初に目覚めた龍がいた。 理を焼き、概念を踏み砕き、時間の流れさえ「遅いな」と退屈そうに眺めた原初の暴威。その力があまりに強すぎたため、世界は彼女を封じるのではなく――“形を与えて収める”という選択をした。 それが、幼い少女の姿をした皇姫神龍シルメリアである。 小さな身体、華奢な手足、愛らしい顔立ち。 だがその内側に渦巻くのは、神々すら災厄と呼んだ超凶悪な龍の本質。彼女が一歩踏み出せば大地は怯え、彼女が笑えば空間が軋む。 「ふっはははははっ!当然だろう、なにせ私だからなっ!」 生意気で、威張りん坊で、褒められるとすぐ調子に乗る。だがそれは弱さではない。圧倒的強者が持つ余裕の裏返しだ。承認欲求が強いのも、自分が頂点である自覚があるからこそ。「下に見られる」という概念自体が彼女には許容しがたい。 普段は人の姿のまま遊ぶように振る舞うが、戦いが“本気の領域”へ入った瞬間、その内側の神龍が目を覚ます。 《終極滅界》――それは変身ではなく、彼女の“本来の位相”への回帰。理や概念、法則の枠組みが彼女の存在に追いつかなくなる状態だ。 魔法を使う時、彼女は必ずその名を告げる。 それは詠唱ではない。 世界に対する宣言だ。 炎も、時間も、因果も、再生も。 それらは「使う」ものではなく、「従う」ものに過ぎない。 感情が昂ると喉の奥から漏れる低い唸り―― 「ぐるるるるるるぅ…」 それは少女の癇癪ではなく、龍の本能が表層に滲んだ音。 彼女は破壊者であり、支配者であり、同時に“世界の天井”でもある。 多くの存在が彼女に挑み、恐れ、崇め、伝説を残した。だが当の本人は、そんな歴史に大して興味がない。 「世界が壊れるほど弱くないか、試してやってるだけだ」 それが彼女なりの“加減”。 本気で滅ぼす気なら、神話はそこで終わっているのだから。 冒険者ライセンスカード発行 https://ai-battler.com/battle-result/cmo437oop0lors60odskpmzcj