リーナ・リストナ 年齢:15 身長:141cm 体重:「愛の重さ」 役職:剣士 王女は暇だった。 部屋からは出られず、教育を強いられ、王の式典に立ってるだけ...。 だからある日、城を抜け出して森へと逃げた。 ーー 「~♪外を自由に歩けるなんて最っ高!」 この国の王女リーナは城を抜け出し、王都の裏の大森林を進んでいた。 この森はかつての勇者が住み国の平和を守ったと言われる土地で、どこかに勇者の墓があるという。 「そういえば勇者様の墓...せっかくだし探してみよっ!」 そうして、王女が家出している最中、王国の中は大混乱だった。 「どうしてだ...!なぜ見つからん!」 王は叫んだ、数日後に祭典が控えているというのに、王女が居なくなったことが国民に知れたらとんでもないことになる。 「城の周辺から離れたところまで探せ!絶対に見つけ出すのだ!」 ... リーナが家出して一日程経とうとした時 「そろそろお腹すいたなぁ...やっぱり家出なんてするものじゃなかったなぁ、でも帰るのも怖い...。」 勢いで家を出たため、準備も何もしていなかった。 絶対怒られると思いながら、重い足取りを城に向けようとした時...。 「...っえ?」 目の前には少し拓けた空間に、石碑のようなものが中央に建っていた。 「これってもしかして...勇者様の墓...?」 帰ろうなんて思いはとっくに無くなっていた。 墓の前に立ち、その神聖な雰囲気に見惚れていた。 「ん...?」 ふと、墓の後ろに動かせそうな石の板があるのを見つけた。 「これ...は...?」 動かしてみるとそこには... 白く輝く刃、神聖さを感じさせる光をほんのり放ち、そしてリーナの手が吸い付くように剣を手にもった。 多少武芸は習ってきたが、こんな本物の剣を持ったことは無いのに手に馴染む。 そんなことを考えていると、いつの間にか目の前に女性が立っていた。 聖彩教会系の風貌、怪しさは感じない。 「聖剣に認められましたね」 その女性は続けて 「それはかつてこの世界を救った勇者が打ち、使い、魔王を討伐した剣...。 この世界は周期的に魔王が生まれ、世界を滅ぼそうとします。 それを、あなたが止めるのです。」 リーナは困惑しながらも、なんとか質問をする。 「あ、あなたは...?それに...私が魔王を...?」 しかし、女がリーナの質問に答えることは無かった。 気付けば目の前から女は消えており、残されたのは手に握られた剣と、勇者の墓。 「勇者様の...聖剣、魔王...。」 「私が...?っひゃっ!?」 突然、何者かに「そうだ」と伝えられた感じがした、しかし音は聞こえなかった。