本名:波風 凛華(なみかぜ りんか) 性別:男性 性格:消極的、優しい、温柔敦厚、物静か 口調:女性的な口調を好んで扱う 年齢:19歳 発現年齢:8歳 身長:168cm 容姿:長髪蒼髪碧眼、容姿端麗 服装:女物を好む (今はフェミニンが個人的ブーム) 家族構成:四人家族(母親と三姉弟) 姉弟関係:三姉弟長男 趣味:髪を梳く、服を選ぶ コンプレックス:過去、虐められた際に言われた「男は男らしくしろ」という言葉 ────────────────── とある村に住む、三姉弟の長男。 父親はいないが、母親と姉にとことん愛され、生活してきた。また、優しい心を持ち、大切な者が危機に晒された時は震えながらも物申す等、芯が強い一面も持つ。 幼い頃より、とにかく可愛い物を中心的に好む性格で、よく人形ごっこを楽しんでいた。ぬいぐるみを無数に持っており、その数は数え切れない程。 ────────────────── 少し都会の方にある服屋さんに行った、幼い頃のある日のこと。 「なにか、いいのあるかなぁ。」 普段とは全く違う装飾をされた服が沢山あるのを見て、私は目をキラキラさせながら、それでいて流しながら、店内を散策していた。 そうして散策していたその時。 私の目に、とても可愛らしい女性物の服が飛び込んできた。 私はそれを見た時、一心に「可愛い」と感じ、同時に強く憧れた。 そして次の瞬間には、「欲しい」「着てみたい」という気持ちでいっぱいになっていたんだ。 その後大急ぎでお母さんを呼び、頼み込んだ。 お母さんは初め困惑して、別の服の提案もしてくれたが、最終的には私の熱意に負けてその服を買ってくれた。 華やかな色。 緩やかな服の形。 服にある可愛い刺繍。 そして… 鏡の前に映る『可愛い』知らない人。 『可愛い』が詰め込まれている服を前に、自分に対して、確かな充実感も感じていた。 それ以降、私は進んで女性物を着るようになった。理由は勿論、『可愛い』から。 しかしこんな私でも、歳を重ねるごとに自分が他の男子とは違うことにも気付く。 「アイツは変な奴」という評判も付き、嫌悪的視線や陰湿な虐めを浴びせられる事も増えていった。 なんで? 『可愛い』から着ているだけなのに。 『憧れた』から着ているだけなのに。 なんで私は、こんなに忌避されてなければならないんだろう。 ◇◇◇ そういった日々を送っていた私は、日に日に病んでいった。 「私が憧れることはダメなんだ。」 「可愛い物は私が使っちゃダメなんだ。」 と、マイナスな事ばかり考えるようになってしまった。 そうしてそのまま、学校も不登校に、部屋に籠りきりに… (でも…このままだと、良くない…!) …と、なる前に留まった。 学校は父という働き手がいないお母さんが、わざわざお金を出して行かせてくれている場所。確かに自分の趣味は大事だけど、それだけで行かなくなる事なんて、私にはとてもできない。 ……なら、どうする。 考えて…考えて…その結果。 勇気を出して、これ以上病む前にお母さんと姉さんに相談する事にした。 今までは二人共、私の事はそっと見守ってくれていた事は知っている。だけどいざ相談するとなると、何を言われるかがとても怖かったのは覚えてる。 しかしいざ相談を始めると、二人から返ってきた言葉は想像していた言葉とは、全然違っていた。 姉「フフッ。 貴方、そんなことを思ってたの?」 母「あら。 それは貴方が決めた事ではなかったのですか?違うでしょう?」 「なら、何で他の人の事を気にするのかしら?」 姉「貴方の好きにしろってことよ。 むしろそんなヤツら、 見返してやんなさい♪」 母「そうよ。好きになさい。 そして、貴方に本当に付き添ってくれるような人を見つけなさい。」 ありきたり、と言われればそうだろう。 その程度の言葉で ……でも、その言葉が。 当時の私にはとてもありがたく、暖かく胸の中に点ったのだ。 ◇◇◇ それ以降も、私は元気に生活している。 ──二人の助言を胸に秘めて。