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【Point d'orgue】七瀬 アキラ

編纂事象/剪定事象とは TYPE-MOONの世界観においては平行世界の存在可能数に容量が存在し、世界はこれを調整するため100年単位で一度編纂し、「少なくともあと100年は続けられる」と判断した世界だけを選び『編纂事象』として存続させ、これが不可能、或いは困難であると見なされる世界を『剪定事象』として、不要な枝を剪定するように、未来を閉ざし切り捨てるシステムが存在する。 なぜ『最遅』化で『剪定事象』となるのか 前提として、『編纂事象』と見なされる世界とは、今後も様々な派生を生む可能性に満ちた、正解と失敗のバランスが取れた安定した流れの世界のことを指し、『剪定事象』と見なされる世界とは、例え幸福に満たされた理想の世界であれ、何を選んでもこれ以上変化することがない、もう何をしても滅亡が決まったもの。どれほど発展しようと進化が止まったもの、つまり可能性を是とする価値観において“これ以上続いても意味が無い世界”のことを指す。 ※以下は独自理論/解釈(非公式設定) そして、『最遅』を対象が限りなく変化しなくなっている状態『停滞』と定義する場合、対象の起こすあらゆる可能性(世界)は変化(進化)が止まっているように見れるため、『剪定事象』であると見なすことができる。 つまりザックリ言い換えれば、対象は世界の全ての変化から「置き去り」にされてしまいその結果「周回遅れ」となって脱落する。『停死の魔眼』は見たものにこれを強制する「壊れた赤信号」のようなもの。(壊れている事を認識できれば対処出来得る、そもそも信号無視されると意味がない点においても) ※尚、この理論は『天輪聖王』の権能の存在から「『剪定事象』は単一の個体に適応可能である」と仮定したものである。 また、3年前ver.の『速死の魔眼』は高速のまま止まることが出来ず燃料切れ(寿命切れ)を起こす「壊れた青信号」と言える。 そして、3年前のアキラが高速にも関わらず本来の攻撃威力を発揮できなかなったのは、自壊を防ぐために『停死の魔眼』を無意識に使用してブレーキをかけていたから。