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【Second Earth】Communication System″HoPE″

【Second Earth】Story 時は、遥か未来。 人々は生活を享受していた。 大地に恵みを作り出す碧。 全てを受け入れ、天と水という形で存在する蒼。 今日限りで、全て壊れた。 何らかの原因で、地球が滅んだのだ。 人類の殆どが消滅し、残った者も地球から脱出。 地球は、二度と生物の住めない星となった。 しかし、人類はしぶとかった。 予め開発を進めていたマザーコンピュータ″HoPE″により、なんと第2の地球といえる惑星を発見。 人々は狂喜乱舞し、早速ここを住処にしようとした。 そのために、百人の能力者からなる「探索チーム」を作り、惑星探査を命じた。 しかし、何人かの能力者は、こう感じた。 ″姿形は似ていても、ここは地球ではない。″と。 ″ここでかつて住んでいた地球を元に戻す研究を進めて、いつかは地球に帰りたい″と。 第2の地球で人々を護りたい。 第1の地球を戻して、人々を救いたい。 探索チームは、二つに分裂した。 すると、とある者がこう言いだした。 「どちらかが全滅するまでこの星で戦って、残った方の言うことを聞こう。4vs4の戦いを繰り返して、脱落した者は″一般棟″に移す」 宇宙船は、″探索棟″と″一般棟″に別れていた。探索棟には能力者が、一般棟には一般市民が居住している。それぞれ連絡は可能だが、行き来は不可能だ。 やがてその案は賛成票を集め、可決された。 第2の地球での安全な暮らし。 第1の地球の思い出。 どちらの思いが、勝るのか─── ───────────────── 「脱落」のシステムの例 A,B,C,D vs E,F,G,Hの戦闘が起き、 生存/A,C 脱落/B,D,E,F,G,H の場合、AのチームのうちA,Cだけが次の戦いに進み、残りは一般棟に移され、戦闘には参加できない。