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【かわいい童話の語り手さんと読み聞かせ】 星奈 彩鈴ちゃん

2️⃣0️⃣Discodeの塔☆番外編2️⃣4️⃣ 【Back・前の階🔙】 🌈「前の人はアリスさん!って…あえ? ありすと名前が同じだねっ!ふしぎ〜!」 https://ai-battler.com/battle/eea4cb2f-7e43-46e9-943d-0e6b7530f750 【Quit・出口🔚】 🌈「あえ…?もう帰っちゃうんだ…。 こんどは最後まで読み聞かせられるように がんばるからねっ!またね〜!」 https://ai-battler.com/battle/44037fdd-91e0-4306-bab1-b32271b8c7fc ☆あだ名☆ 彩鈴ちゃん、彩鈴たん、ありすちゃん、ありすたん ☆キャラ詳細☆ 彩鈴ちゃん/Alice 本名は星奈 彩鈴(せいな ありす)。いつも分厚い魔術書を抱えて過ごしている少女。純真で好奇心旺盛な人物。元気でわんぱくという訳ではなく、落ち着いていてマイペース。辺りを歩いては風景を眺めたり遠くを見つめたりしている。 そんな彼女の正体は銀河の果てで生まれた少女。嘗て一つの赤子と魔術書が同時に誕生した事があった。その2つはやがて様々な銀河や星の周辺を彷徨い、ある一つの星へと落下した。 しかし彼女は大気圏で焼き死ぬ事も、傷ついた様子もなく、まるで魔術書が彼女を守るかのように魔力で包み込んで落下。ただ何もない平原に突如生まれたクレーターの中で、薄汚れた魔術書の隣で産声をあげていたという。 彼女と魔術書はいつも一緒である。実はこの魔術書の正体は彩鈴ちゃんそのもの。厳密には彩鈴ちゃんの魔力(魔力のメインエレメント)を担っている片割れの魂である。 魔術書自体は彩鈴ちゃんへの口頭での意思疎通はできない上に、彩鈴ちゃんは出生こそは特別であるが、実際は一般の幼い少女と同程度の力しかない為、テレパシー等の能力もない。 魔術書に書かれた童話やメモのような落書きじみた文を通じて、彩鈴ちゃんを導いてあげるのだそう。そして時に彩鈴ちゃんに危機が訪れた時は魔術書自体が体を張る事もある。 ちなみに魔術書は彩鈴ちゃんの魂の片割れであって、彩鈴ちゃん本体は彩鈴ちゃん自身である。また仮に魔術書を燃やしたり消滅させたりしたとしても、彩鈴ちゃんが生きてさえいれば何度でも復活する。 但し魔術書がない間は、彩鈴ちゃん自身は魔力も何も使えず、ただのか弱き少女となってしまう。更に魔術書がないと精神的に落ち着きが無くなってしまい、パニックした状態に陥ってしまうそうだ。 彩鈴ちゃんの年齢は8歳で身長は112cm。体重は風に飛ばされる位めちゃくちゃ軽い。好きな物は果物やアップルパイ。甘い物が大好きだが苦い物が大嫌いである。(どこぞのムーンゲイザー魔法少女と容姿といい…嗜好も同じである…) ちなみに頭を撫でられたり抱っこされたりすることは好きだが、魔術書に触れられることは嫌い。触ったら敵には容赦はしないけど、味方や親しい友人等であっても、ほっぺをめいいっぱい膨らまして怒っちゃうぞ!(???)。 ☆他の姿 オリジナル版(バランスレギュ) https://ai-battler.com/battle/429563b0-5067-4731-9e24-91eea9275d08 もう一人の非戦闘版 https://ai-battler.com/battle/4c5339eb-9fae-4fba-85e6-d4bc17066b0b ☆開発秘話 遂に新たな新キャラ、星奈 彩鈴ちゃん登場です!今回はコンテストにも応募しました!幼女はかわいい…!そして一生懸命絵本を読む幼女というのはなかなか最強です! 追記ですが、なんと初参加で2位取れました〜!しかも歴代最多票数タイです!これって地味にすごいような…?どうなのかは分からないですが、これからも彩鈴ちゃんをよろしくお願いします!(というかここからが彼女の真骨頂なのかも?) ちなみにオリジナル版はバランスレギュバージョンで登場しています。少し変わり種のランダム出力を入れた戦い方でありながらも、意外と初心者にはきついかもしれないので是非、挑戦がてら戦闘してみてね! ちなみに彩鈴ちゃんは陽菜乃ちゃん達のような扱いにする予定です。そう考えると…萌乃ちゃん、和花ちゃん、紗奈ちゃん、陽菜乃ちゃん、紗綾ちゃん、一花ちゃん、詩乃ちゃん、に続くもう一人。つまりは8人目の幼女となります! 彼女達と遊びたかったら是非、Discodeにある魔法少女ロールプレイに参加してみてくださいな!(ちなみに彩鈴ちゃんが登場するのはだいぶ後になるかもしれません…。) ☆ストーリー(長文注意!) むかしむかし…。 いいえ、それほどむかしではない…ちょっと最近にあった出来事のお話です。 ある広大な銀河の果てに突然、一つの輝く光が生まれました。 光は銀河の果てにあるにもかかわらず、銀河のすみずみまで照らすほど眩しい光を放っていました。 光は様々な星を照らしました。光に照らされた星々は、それはそれはとてもきれいものばかりでした。 まるで新しい星が誕生するかのように、光と星はずっと輝いていました。 しかし年月が経つにつれて、やがて光は弱くなっていきました。 光に照らされた星の数も少なくなっていき、光が届かずに暗くなった星も出てきました。 光はどんどん小さくなっていきます。 そして遂には小さなロウソクの炎のように弱っていきました。ですがまだまだ弱くなっていきます。 やがてロウソクの炎のような光は、豆粒のように小さくなっていき、突然ポンッと音が鳴ったと同時に消えてしまいました。 そして銀河にあった星々は全て、照らされた光を失ったのです。 ですがそんな銀河の果てから2つの何かが元気な産声とともにやってきました。 一つはかわいらしい赤ちゃんでした。 金色の髪と青くくりくりとしたお目々の女の子の赤ちゃんでした。 もう一つは美しい装飾がついた魔術書でした。 とても分厚いのに古臭くない不思議な魔術書でした。 魔術書は銀河を漂いながら、ゆっくりと一人でにペラペラ…ページがめくれていきます。 魔術書の中にはかわいらしい絵と長文。たくさんのかわいらしい童話が書かれていました。 小さな産声をあげる赤ちゃんと、ペラペラとめくれていく魔術書。 暗い銀河の中を、2つはゆっくり漂っていきます。 すると…漂う赤ちゃんと魔術書から光が溢れて出してきました。 溢れ出した光は再び星々を照らし、銀河の星々全てがまた、輝き出したのです。 それから漂い流れる魔術書が、突然何かを探すように銀河中をゆっくりと流れていきました。 そしてそれを追いかけるように、赤ちゃんもゆっくりと流れていきます。 美しい銀河の中を流れる赤ちゃんと魔術書。静かな銀河の中を2つは、ゆっくりと流れるように漂っていきました。 それから時が経って、赤ちゃんと魔術書はやがて一つのとある星へとたどり着きます。 すると赤ちゃんと魔術書は、その場所に着いたと同時に、まるで決心したかような仕草をしました。 そしてその星へ向きを合わせると、そのまま2つは勢いよく落ちていきました。 流れ星のように火花を散って落ちていく赤ちゃんと魔術書。 しかし赤ちゃんは決して、焼かれることも傷が付くこともありませんでした。 なんと魔術書から溢れ出す光が、赤ちゃんを抱えるお母さんのように包んでいたのです。 光に包まれた赤ちゃんと、光を与える魔術書が降っていくようすはまるで、2つの美しい流れ星のようでした。 さてさて…とある星に降り注いだ赤ちゃんと魔術書はどうなってしまうのでしょうか? ーーーー とある星。そこは星空が輝き、美しい草原をそよ風がなびかせる美しい星でした。 そんな草原の奥には、とある村がありました。村にある民家の窓からも光が漏れ出ていました。 そしてそんな村の中心にある広場からは、人々の楽しそうな声が聞こえてきます。 今日は星祭りの真っ盛り。子供から大人まで、みんなが楽しんでいるようでした。 そんな星祭りの最中。一人の小さな女の子が夜空に指を差しました。 「ほし!ほし!」 その声を聞いたお母さん。思わず上を見上げるとハッとした表情を浮かべながら、人々に聞こえる声で… 「空に流れ星が…!」 その声を聞いた人々は一斉に上を見上げます。2つの流れ星が虹色に輝きながら、降り注いできたのです。 人々は驚きました。 願いを言う人。流れ星に祈りを捧げる人。そのようすをじっと眺める人。…と人々の反応は様々でした。 しかし…じっと見つめていた人々が一斉に叫びます。 「こっちに流れ星が降ってくるぞ!」 人々は慌てました。 ですが流れ星はそんな人々の声も届いていないようす。むしろ早く…もっと早く落ちていきます。 人々は頭を抱えました。 「どうしよう…」 「このままだと…」 そして次の瞬間でした。 草原のほうからパッと強い光が溢れ出すと同時に、その光はすぐに村を覆いました。さらに強風が吹き込んできました。 強い光と風に吹き飛ばされそうになる人々。ですが、光も風もほんの一瞬の出来事でした。 光と風が止むと、草原のほうから赤ちゃんの産声が聞こえてきます。 「どうしたんだろう?」 そう思った村の人々は草原へと向かいました。 そしてそこで見つけたもの。なんと…それはそれは大きな穴が地面にあったのです。 人々は大きな穴の中心を見つめます。  するとそこには…かわいらしい女の子の赤ちゃんと、きれいな魔術書が小さな光をまといながら落ちてあったのです。 人々はゆっくりと穴の中心に向かって、赤ちゃんを拾いました。赤ちゃんは傷も何もありませんでした。 元気な産声をあげる赤ちゃん。すると人々のほうを見つめたとともに、かわいらしく笑い出しました。 赤ちゃんの元気な笑顔。人々はその笑顔を見て、思わず笑顔で溢れかえりました。 人々の中には…神さまが与えてくださったものだと言う人や、星の子どもなんじゃないかと考える人で様々でした。 ですが…みんな思うことは同じ。 「これはなんとも素晴らしいことなんだろう」 人々はそう思い、空から降ってきた赤ちゃんをたたえました。 一方で…人々の中にいる小さな女の子が、お母さんの服を掴んでその本に指を差しました。 「ママ、あれ!」 お母さんは不思議そうな表情を浮かべるとともに、その本を拾おうとしました。 ですが触れようとした瞬間、本が一人でにゆっくりとプカプカ浮き始めました。 「えっ!?」 お母さんは思わず不思議そうな表情を浮かべます。すると本はゆっくりと浮かびながら赤ちゃんのそばに向かい出します。 人々はその赤ちゃんのほうに向かってきた魔術書に思わず驚きました。 魔術書は赤ちゃんのほうに向かったとともに、赤ちゃんをあやすように本が勝手に開き出しました。 すると元気に笑っていた赤ちゃんがゆっくりとあくびを出したとともに、そのまま眠りについてしまったのです。 人々はこわいと感じました。ですが赤ちゃんはとても安らかな顔ですうすう眠っていました。 人々は魔術書を疑いながらも、赤ちゃんと魔術書には何かつながりがあるんだと思い、2つを連れて村に戻りました。 ーーーー 赤ちゃんと魔術書を連れて帰った人々は、2つを神さまの贈り物だと思いながら、育てていきました。 しかし赤ちゃんは不機嫌なのか、人々がミルクをあげても遊んであげても、いつも泣いてばかりだったそうです。 悩む人々。そんな人々のそばで小さな女の子が、赤ちゃんの世話をしているのを毎日毎日見ていました。 女の子は赤ちゃんとお友達になりたいという思いで、人々がお世話をしている時も、赤ちゃんが眠っている時も、毎日来ていたというのです。 そしてそんなある日の出来事でした。 小さな女の子がふと、あるものを見つけました。それは赤ちゃんのそばにいつも置いてある魔術書でした。 ですがその魔術書はいつも、小さな女の子が来ているときは、必ずあるページを開いたままだったそうです。 それは『不思議の国のアリス』でした。 小さな女の子は、いつも魔術書がそのページで開いているのを見てハッとしました。 そしてある時に、その赤ちゃんのそばに行こうと考え出します。 赤ちゃんのそばに行って、読み聞かせをしてみようと。 そして遂に女の子は、赤ちゃんのそばにやってきました。 ですが赤ちゃんはいつものように泣いています。 小さな女の子は、赤ちゃんのそばにゆっくりと近づいて、魔術書に手を差し伸ばしました。 魔術書にはいつものページが開いていました。 すると女の子はそのページを見つめたとともに、ゆっくりと読み聞かせを始めたのです。 小さな女の子は優しい声で読み聞かせをしていきます。 すると読み聞かせを聞いた赤ちゃんは、とても喜び始めました。笑顔いっぱいの表情で手をパチパチと叩きながら喜んでいたのです。 そしてふと、それを見た人々が近づいて言いました。 「実はみんな泣き止ませようとやってみたけれど、誰も赤ちゃんを泣き止ませることができなかったんだ。だけどやっと泣き止んでくれた。君のおかげだよ、ありがとう。」 その小さな女の子もまた、とても喜びました。 そして女の子は来る日も来る日も読み聞かせを始めました。 赤ちゃんはその女の子が大好きなのか、その子が来るたびに笑顔になっていたというのです。 そしてそれは、小さな女の子にとってもうれしいことでした。 女の子は赤ちゃんに会いたいとずっと思うようになっていたのです。 ーーーー ある日の出来事でした。 人々は女の子が来てくれたおかげで、赤ちゃんが泣き止んでくれることには喜びました。 ですが一つだけ悩んでいることがあります。 「この子に名前をつけないと」 その赤ちゃんにはまだ名前がありませんでした。魔術書の中を調べても、書いてあるのはかわいらしい童話だけです。 人々は悩みましたが、あることを考え出しました。 村中の人々に赤ちゃんの名前を考えてあげればいいんじゃないかと。 そして人々は赤ちゃんの名前を決めるために、色々な案をあげました。 普通の名前から、へんてこりんな名前まで…たくさんの名前が出てきました。 ですが…どれもこれも、その赤ちゃんの名前には合いそうにないのです。 悩む人々。そんな人々の中で一人、小さな女の子が手を挙げます。 そう…読み聞かせをしてくれた女の子でした。 「これ!」 その声が聞こえたとともに人々は、一斉に女の子を見つめました。 その女の子の手にあったのは、『ありす』と書かれた紙でした。 それを見た瞬間、人々はハッとしました。 その赤ちゃんには『ありす』という名前がふさわしいんじゃないかと。 いつも読み聞かせしてあげた童話が『不思議の国のアリス』であることを、人々は思い出したのです。 そして遂に、その赤ちゃんに名前が付きました。 流れ星のように降り注ぎ、ある童話の主人公と同じ名前を持つ名前……… 『星奈 彩鈴(せいな ありす)』 人々はその赤ちゃんが彩鈴ちゃんという名前で決まったことに大きく喜びました。 そして女の子もまた、その名前の誕生を喜んだのです。 喜ぶ人々。するとそれに反応するように彩鈴ちゃんも光り出しました。 人々は一斉に注目します。 するとなんと彩鈴ちゃんの身体が少しずつですが成長していって、なんとその小さな女の子と同じぐらいの年になったのです。 驚く人々と小さな女の子。 すると彩鈴ちゃんが言います。 「ありすなの、よろしくね!」 小さな女の子はそれに「うんっ!」と笑顔で頷きました。 そしてその様子を人々は、拍手で迎えたのでした。 小さな女の子と彩鈴ちゃん。2人は村の人々に囲まれながら、幸せに過ごしていったそうです。 ーーーー しかし…あれから数年後のある日。 その幸せはすぐに終わってしまいました。 なんと彩鈴ちゃんの大好きだった女の子のお母さんが、突然倒れてしまったのです。 泣いてしまう女の子。 彩鈴ちゃんも心配そうに見つめます。 すると…女の子が言いました。 「わたし、お母さんを治したいから旅に出てお薬探したいのです!」 そう言ったのです。彩鈴ちゃんは危ないと止めましたが、女の子は笑顔で振り返って言います。 「ぜったい、もどって来るのです!」 彩鈴ちゃんにそう言って、女の子はゆっくりと歩いていきました。 旅に出ていった女の子を見て悲しむ彩鈴ちゃん。 そんな彼女は今でも…その女の子が読み聞かせてくれた童話を読んでいるのでした。 ……ですが、ずっと悲しんでいる場合じゃありません。 旅に出た女の子を迎えるためにも、彩鈴ちゃんはその子と同じようにあることを始めました。 それが読み聞かせでした。 村にいる自分と同じかそれよりも小さな子どもたちに、絵本や童話を読み聞かせたいと考えるようになったのです。 自分があの女の子にしてくれたことを、自分もやりたい。 そう考える彩鈴ちゃん。 今も読み聞かせをしています。 村の子どもたちはみんな、彩鈴ちゃんの読み聞かせを聞きたいがために、遊びに来るようになったと言います。 そして彩鈴ちゃんはそれだけではなく、女の子が旅に出ている間にも、そのお母さんの看病をはじめたそうです。 彩鈴ちゃんと女の子。 このお話はまだまだ続いていくでしょう。 でも、彩鈴ちゃんも女の子もきっと報われるはずです。そう…きっと。 つづく…。 ーーーーーーーー …………… ………… ……… …… 『小さな女の子』の行方……… https://ai-battler.com/battle/8faac609-b7ba-4b37-a6fb-8ec4ec106c8f