ー誰かが言った、『愛は命は平等にあると』/『この世には平等など無い』とー 彼女は物心つく時から孤児であり、田舎の一つの大きな協会で育てられた。シスター達は皆優しく、愛情をたっぷり注がれた彼女はスクスク育ち、聡明で可憐な少女にまで育った。 その美貌は貴族にも劣らず、その魔力は子供ながら恐ろしい程である、そして彼女の髪は白く、目に光が宿っていた。彼女は神の子、神童なのだと持て囃された。 ー誰かが言った、『信じるのです、努力は必ず報われる、裏切る事はない、自らの力となる』/『神は居ない、救われない者が居る、それが何よりもの証拠だ』とー