金色の祝砲と共にブレスレットの子は生まれた。 その隠れ里イシェカ=シュトリでは新たなガゼボの巫女の誕生の証であった。鉄の権能という原典にも近い能力を持ったこともあり、里は祝いの活気に盛り上がった。音楽器祭り、演劇"鰹の鮪追い"、狩人祭り……熱気は各地から観光客を呼び、さらに盛り上がった。 イロナとそのブレスレットの人格であるフェルムは笑顔が大好きだった。 しかし、ある日、里は燃えたのだった。 ※このキャラクターには自分に関する小ネタが大量に散りばめられています、わかるかな???