スィファルはもともとある星のある国で産まれたごく普通の少女だった。学校に通い友達と勉強して、公園や草原で遊び、宇宙の幾千もの星を見て平和な日常を過ごしていた。だがある日、全宇宙の支配を企む永闇軍の王に危険分子と判断され、その軍によって種族ごと滅ぼされ、子供や動物は拉致されてしまった。運ばれた研究所で永遠に過ごすことを強いられ、悲しみに暮れ死んだ目で世界を見る日々が過ぎていった。それから星の数だけ絶望の刻を生き、ついに意識を失いそうになった時、無敗の剣豪を名乗る人物に目をさまされ、久々に身体に空気と血液が循環する感覚を取り戻した。その人物と一緒に囚われていた研究所を脱出し、名前も知らぬ遠い星で過ごすことになった。そこは故郷と同じく自然や海洋もあり、野生の動植物もたくさん生息している豊かな星であった。同じような境遇の子供達と一緒に、簡素な学び舎で恩人とその知り合い達に剣術や魔法、知識や道徳について教わった。そこでしばらく友人や恩人たちと平和に生活して、いつの間にかその星の年齢で20歳ほどになっていた。この星では成人を迎えると2つの選択があり、これからもこの星で平和に生活するか、永闇軍に復讐するため聖豪軍に加入するかを選ぶことができる。他の友のほとんどはこのまま平和に過ごすことを選んだが、スィファルはひときわ永闇軍への因縁が強いため、聖豪軍に入ることを選んだ。