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151.句跨綽眼 〜魔法猟シャッガン/Magical Shotgun !!〜「オラァ!駆除ですわ!」

句跨 綽眼(くまたぎ たおやめ)は、間違いなく良家のお嬢様である。 いずれは人の上に立つ者としての教育を受けていた彼女が海外で本物のハンティングを体験した際に抱いた感情は―― 『私が銃を撃つからには、もっと力強い獣にこそ挑まねばならない』 猪に挑み、熊に挑み、とうとう羆を仕留めた頃には、綽眼の周囲には"決闘"を諌める者は無く、本当に命に危険が及ぶギリギリまで止めに入る事の無い、徹底的なサポート集団が完成していた。 彼女が選ばれたのはそんな時であった。 人よりも獣よりも力強く悪意に満ちた存在が、それなりの知性でもって襲いかかってくる。そんな世界の裏の一面を知った句跨綽眼は、人の夢が詰め込まれた奇妙なショットガンを己の象徴とし、魔法猟シャッガンとして目醒めたのだ。 サポート集団に手出しを禁じた綽眼のマタギとしての精神は、お淑やかなお嬢様をいつまでも纏ってはいられない。命のヒリつく一瞬の魂の震えと感情の爆発が、彼女を大自然の一部(A part of the wilderness)として吼えさせるのだ。