名前: 朧(おぼろ) 性別: 無性(からくり人形だが、外見は男性寄り) 年齢: 外見上は20代後半 性格: 冷静沈着で寡黙。時には人間らしい一面も垣間見せるが、感情が抑制されている。主に「任務」として戦闘に従事するが、「誰かを守ること」にも心を動かされる。過去の記憶が一部欠落しており、その理由や意味について考え続けている。 種族: からくり人形(精巧に造られた機械人形。長寿で、魂に近い“エネルギー核”で動く) 属性: 影属性。影に潜み、闇の中でその真価を発揮するスタイル。 外見: ・背が高く、しなやかで美しい肢体を持つ。金属で構成されているが、滑らかで自然な動きを見せる。 ・顔は白磁のように滑らかで、古風な日本の仮面を思わせるが、微かに表情が変わることもある。 ・髪は黒に近い深い青色で、静かに流れるような動きをしている。 ・体には精密な歯車や仕掛けが内蔵されており、腕や脚の関節部分に装飾的な彫刻が施されている。 ・背中には、任務に応じて発動する影の羽のようなからくり装置があり、瞬間的なスピードや方向転換に役立つ。 刀の詳細: 刀の銘:「月影丸」 この刀は影属性を持ち、暗闇で使うことで敵を惑わす特殊な能力を発揮する。影の気配を操ることができ、敵に刃が当たる瞬間まで気配を消し去ることが可能。さらに、闇夜にて刀身がわずかに光を放つため、「影」と「光」の境界線を操ることができる。 刀の説明: ・刀身は青みがかった黒で、光を反射することなく周囲と溶け込むような仕上がり。 ・鍔には歯車模様が刻まれており、持ち主の影に応じて刀の力が増減する。 能力: 影渡り: 影に自身を溶け込ませ、短時間で別の場所に移動する能力。暗闇の中で最大限に発揮でき、奇襲や不意打ちに適している。 影写し: 自分の影を使って分身を作り出す能力。分身は物理的な攻撃力を持たないが、敵を惑わせるための戦略的な役割を果たす。限られた時間しか持続しない。 刃影一閃(はかげいっせん): 月影丸を用いた必殺技。影の中から素早く攻撃を放ち、敵を一瞬で切り裂く。敵の不意を突くことで高い威力を発揮する。 過去: 朧はかつて、ある名家の守護者として造られた特別なからくり人形だった。名家が滅びると共に廃棄されたが、長い時を経て何者かによって修復され、独り歩きする存在になった。過去の記憶は断片的にしか残っていないが、その欠落部分には「主」との悲しい別れが隠されており、記憶が戻ると同時にかつての「誓い」が解かれるという設定も魅力的です。 役割・動機: 朧は、自らの存在意義や失われた記憶を探し続けており、そのため「影」としての任務を全うしながらも、人間らしさを模索しています。影の剣士である彼の存在が、ある者にとっては守護者、ある者にとっては死神のような存在として映るでしょう。