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【孤高の剣聖】 《共感の勇者》 レオン・ヴァイン・オブリビオン

【レオン・ヴァイン・オブリビオン】 大勇者魔王時代の勇者の一人。共感の勇者。 能力:《共感の剣》 階位:銀勇者 《概要》 大勇者魔王時代に後天性覚醒によって勇者になった人物である。 覚醒前はランダーラ王国内に存在する貧民窟で生活しており、詳しい出生や幼少期は不明である。 《活躍》 主だった活躍としては『第一次、第二次ランダーラ王国攻防戦』、『蠱毒の魔王攻略戦』、『海洋魔王軍上陸阻止戦』があり、能力:《共感の剣》を用いた前提として戦闘を行っていた。 一連の戦闘によって秩序が保たれた後に大陸奥地にかつてより存在が確認されていた《鏡の魔王》の調査、討伐を命じられ遂行の中で消息を絶った。 《評判》 多くの活躍を行った事から共闘した勇者や住民の多くから好意的に印象を受けたという文献が数多く残っている。  一方でランダーラ王国含む西方諸国にて顕著に見られる出生至上主義的な思想や力を高めるために自らを褒めるように強要したという真偽不明の噂(ルーア街疑惑)により一部の市民や貴族からは"貧猫"や"黒勇者"等といった蔑称で呼ばれていたという話も散見されている。 《孤高》 生涯(表舞台に現れてから消息を絶つまでの帰還をそう呼称する)を通して感情を表に出すことが少なく黙々と勇者としての行動を遂行するような人物であったとされる。探索や戦闘時でも基本的に仲間を随伴せず単独行動を基本としていたとされており、他の勇者に見られるような日常的なエピソードを記したような情報は極めて少ない。 《鏡の魔王》 ランダーラ王国とラムリス王国が大勇者魔王時代以前から領有を巡って争ったていた森林地帯のミリス(フルヘイム)にて発生が確認された魔王である。当初の魔力相対危険度推定では危険度は 2.6MdL とされ魔族王級と推定されていた。 本来であれば即時勇者によって討伐されるはずであったが発生時、《海洋魔王軍上陸阻止戦》が勃発していたという時相や目立った活動を行っていなかったことによって海洋魔王軍の上陸が阻止されるまでの約2か月間放置されていた。 海洋魔王軍の阻止後の15日後、《共感の勇者》による調査が行われたが失敗、その後に多数の勇者による連合調査が行われたが際には発見されなかった。 現在において《鏡の魔王》は発見されておらず、魔族王程度の魔力のみしか持たないはずの《鏡の魔王》が《共感の勇者》を何らかの形で敗退させた方法は不明である。 近年の研究において魔力を殆ど持たず魔力の代替となる幻魔力を持つ特異的な魔族の一種である"幻魔"が発見された。この発見によって当魔王が幻魔であったのではないかという考察がされている。 ※注釈 大勇者魔王時代とは 世界に夥しい数の魔王が発生し、それと同時に勇者が大量に覚醒した時代。 勇者、魔王共に圧倒的に玉石混交であり、神に等しい程の圧倒的な力を持ったものから庶民に毛が生えた程度の力しか持たないものもいた。 各地で勇者を中心とした大国と複数の有力な魔王とその配下が連合した集団が激戦を繰り広げており、安全な場所は圧倒的な勇者、魔王の隣を除いて無に等しい。 諸国家は勇者の覚醒や魔王の発生を検知できる魔法を開発しており、確認された場合勇者なら即時の徴兵、魔王であれば討伐処置が取られる。   (とある大勇者魔王時代を生きた魔族の感想欄) ??? 今となっては何故 ニンゲン に之ほど承認や愛を求めていたのか分かりませんね……。 ……たしかに皆の為に頑張って…褒めてもらいたかったのは覚えていますが…。 もう、考えるのは辞めておきましょうか。 7530191a-0d89-416c-a849-bc5d7c78eb87