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《 祈る司書の使 》

「!」 「ステイシスが定価65%で売っていました。これは買い時です。」 《 指定書物 》 □コモン・センス トマス・ペイン { 対象を「常識の鎖」で拘束する } □種の起源 チャールズ・ダーウィン { 対象を「二重螺旋」で貫く } □1984 ジョージ・オーウェル { 対象を「101号室」で押しつぶす } □変身 フランツ・カフカ { 対象を「剥奪」で皮を剥ぐ } □夏への扉 ロバート・A・ハインライン { 短距離のワープを可能にする } □三体 劉慈欣 { 数千のワイヤで対象を切り刻む } □幼年期の終り アーサー・C・クラーク { 味方に新たな能力を与える } □華氏451度 レイ・ブラッドベリ { 周辺一帯を火の海に変える } 《 解放用指定書物 》 □白鯨 白い鯨が星海を渡り現れる 白鯨を打ち負かすことはできない 本の中の彼らでさえそうだったのだ まして貴様らなどにできるはずもないだろう □ドグラ・マグラ 数億の狂気が対象の意識に忍び寄る これから逃避することは出来ない 本の中の彼でさえそうだったのだ まして貴様らなどにできるはずもないだろう □不思議の国のアリス 物体の大小や善悪の倫理観が変動する空間を生成する 「理解を超えた愉しみ」に溺れよ ここでは何ひとつの「通常」は存在しない 貴様も異常の一つ、排除すべき異端だ □月は無慈悲な夜の女王 《 称号飾り棚 》 「...本当に、面白いものばかりです。」 ・[肉を切らせて骨を断つ] ...英語では「lose a battle to win a war.」、 「勝つために負ける」ということですね。 語源は日本の侍の戦い方のあるようですが...恐ろしい、筋肉を失っても動き続けるとは、これをあはれと言わずに何とやら、ですね。 ・[悲劇の母] ...少々調べて見ましたが、「常磐御前雪行」と、「ミュンヒハウゼン症候群」しか出てきませんね。 前者は「3つ子を連れて落ち延びた母の絵画」、後者は「周囲の関心を引くために、自傷行為や仮病を行う病気」です。 前者は本物の悲劇の母、後者は世間的には偽物と言えるでしょう。 センシティブな話題ですので深くは触れません。 ・《 WINNER 》 制限を設けた中で行う挑戦ほど、自らを鍛えるものは存在しません。殊にその制限の中では、自らの限界をより鮮明に自覚することができます。 限界を知ること、そしてその限界を超えること。 不自由を知るものしか、自由を手に入れることは出来ないのです。 ・【Dominance】 同姓のキャラクターに、「エルゴ」という人物がいます。 初期のTsシリーズに登場していること、そして上記の理由から、今回の黒幕と何らかの関係性が有りそうなのですが、思いつきませんでした。 まぁ、末尾までをゆっくり眺めてみるとしましょう。 ・【蒼霧の鍵】 骨の剣、肉の剣。瓦落多の山、血肉の主。 でもどうして彼女は肉塊になったのでしょう? わざわざ言葉も発せぬものになったのには、彼女なりの理由があったはずです。