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ネラク

『俺と対面して戦う時点で、貴様はもう俺に悪意を向けずに戦い続ける手段は無い。』 世界を放浪する無口な放浪者。 風貌の悪さから人々から畏怖の目で見られる事も多い。その程度の「悪意」でも、常人では発狂する痛みである。 かつては冒険者として各地を転々としながら仕事をこなしていたが、味方の裏切りにあい、死にかける。 その時、謎の存在が彼に取り憑いた。 以来彼の目には白と黒の世界と赤い悪意の矢印しか映らなくなった。そして、彼に語りかけてくる声と激しい痛みが彼の精神を蝕んでいった。 彼はこの世は悪意しかないと考えており、正義といった悪意を正当化する人間を特に毛嫌いしている。