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“残頭の処刑人” リヒト・シュヴァート

その俊敏かつ冷静な判断能力で、英雄級《ネームドクラス》へとのし上がった暗黒騎士 高い身長と身を包む甲冑により勘違いされがちだが、女である 能力は『無音移動』 音をまったく発生させず、行動することが出来る これは身につけている物にも効果があり、鎧姿で激しい運動を行っても、金属音1つ起こることはない そのため気配がまったくと言っていいほどなく、昔から“影の薄い子供”としてあまり注目されていなかった そんな彼女に、声をかけた人物がいた その子供は同い年でありながら記憶障害を持っており、どんなに大切なものも短時間ですぐに忘れてしまうという 故に彼は落ちこぼれと呼ばれ、周囲から孤立していた 彼は彼女に、名前を聞いてきた それも1度や2度じゃない 毎日何回も何回も だが、彼女はそれがとても嬉しかった 名前を聞いてくれる人なんて、今まで1人もいなかったから 彼女らはやがて、約束をする 『一緒に自由になろう』と きっと彼はもう覚えていないのだろう 今日も私は、彼に名前を教える