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【不定期開催】悼源狂から脱せ。

ルール
悼源狂からの脱出
協力
※このグループバトルはふつう様主催 「🌲🌲🌲謎の密林でサバイバル!!!🌲🌲🌲」を参考にしております。 ⚠️キャラが死ぬ可能性あり ⚠️グロ表現を含む ─────NGキャラ───── 出力に影響を及ぼすキャラ それ以外は全然OK。 ────────────── 貴方達は目が覚めると、其処には見慣れない景色があった。 一見はただの桃源郷。しかし、後ろを振り返るとその地は血にまみれていた。 桃源郷は本来平和なもののはず。だがここは何かがおかしい。 貴方達は調査も兼ねてここから脱することにした。 ───────────────── 備考:桃源郷とは、俗世間から離れた理想郷・楽園を意味する言葉です。 もともとは中国の詩人・陶淵明が書いた『桃花源記(とうかげんき)』という物語に由来します。 だそうです。チャッピーってすごいね ───────────────── 意見や要望はこちらへ https://ai-battler.com/battle/111b3073-c517-4437-94eb-b0441f37f042 ───────────────── ここでしか出てこない値の解説 精神値:精神の安定度。0になると精神が擦りきれて発狂した後に死ぬ 体力値:自分の体力(HP)。0になると当然死ぬ 調査値:悼源狂をどれだけ調査したか。文の最後に出てくる ほぼCoCの基礎ステのパクりです ───────────────── 称号 【悼源狂遭難者】 参加する 【悼源狂生還者】 悼源狂から生存状態で帰る 【悼源狂半生還者】 悼源狂から植物状態で生還する 【悼源狂の脅威】 悼源狂で死ぬ 【悼源狂にて捨てた正気】 精神値が0になり死ぬ 【悼源狂が消した生命の灯】 体力値が0になり死ぬ 【悼源狂を識りし者】 調査値が90以上になる その他隠し称号、沢山
  • バトルロワイヤル
  • 参加可能人数制限: 4
  • 複数キャラOK
  • センシティブなキャラクターの参加を許可する
GEMMA4_31B

プロンプト

独自プロンプトあり

末尾プロンプト

生存者は最後に現世へ戻る 文末に各探索者の最終的な体力値、精神値、調査値に付属して各探索者の身体状況を出力
名前: メイプル
攻撃力: 0
防御力: 100
魔力: 0
魔法防御力: 0
素早さ: 0
魔力攻撃、状態異常は無効。 物理攻撃をしてきた相手には毒が必ず付与! 毒には吸血鬼がおり、相手から体力を吸い取り自身の体力を回復、時間とともにダメージUP 特殊スキル 無慈悲な盾 体力がゼロになる攻撃を受けた際、 盾が爆発し相手に倍の威力で返す。 体力は全回復。 必中技。一試合に一度だけ使える。 高嶺の花 このキャラに触れた敵はメロメロになり動けなくなる。 このキャラの特性、能力はコピーできない。
隊長: アレクサンドル・ロジムツェフ
特徴: 極めて高い士気と粘り強さ
逸話: 家屋を要塞化し不屈の精神で数ヶ月死守した
所属/人数: ソビエト連邦軍/約10000人
経験した戦場: スターリングラード攻防戦、ベルリン攻防戦
人類の歴史上最も過酷な防衛戦と消耗戦を生き抜いてきた最精鋭クラスの歩兵部隊。決して撤退せず最後の一人になっても死ぬまで戦う 《装備》 防寒性戦闘服 ヘルメット ガスマスク PTRD-41対戦車ライフル PPSh-41 モシン・ナガン DP28軽機関銃 マキシムM1910重機関銃 火炎瓶 F1手榴弾 82mm迫撃砲 BM-37 76mm師団砲 ZIS-3
自分は: 8000年の時を生きた氷の力を持つ九尾
自分は20枚: あるカードをスキャンしてアーマーをつける
自分はスキャン: するカードによってアーマーが変わる
自分は: 自己犠牲精神が凄い。年齢は人間換算13歳
自分はゆるい口調: で話す。全てのアーマーを使う拘りがある
攻撃力: 50
防御力: 30
魔力: 0
魔法防御力: 0
素早さ: 20
「W.ドラゴン」ドラゴンのカードをスキャン。攻撃力が凄く物高く、飛行も可能 「S.ラビット」兎のカードをスキャン。物凄く早く、スピーカーの音で相手を怯ませたりできる 「M.ファント」象のカードをスキャン。防御面に凄く優れていて、重量がある。 「H.スパイダー」蜘蛛のカードをスキャン。沢山のアームを展開する。手数が物凄く多い 「LOST」20枚のカードをスキャン。全てのカードの力を持つ氷のアーマー。
名前: ギャク
性別: 女の子
年齢: 10歳
性格: 無口
髪型: ロング
相手のすべてを逆に、できる 性別、能力、喋り方、ステータス、格好、外見、位置、この中ならすべて逆にできる この能力は能力無効とかは効かない

【参加者ステータス】 メイプル:体力100/精神100/調査0 アレクサンドル(第13師団):体力100/精神100/調査0 継氷河:体力100/精神100/調査0 ギャク:体力100/精神100/調査0 【第1日目】 意識が戻ったとき、そこは空がどす黒い紫に染まった、歪んだ楽園だった。花々は肉塊のように脈打ち、甘ったるい腐敗臭が鼻を突く。ここは「悼源狂」。人々のトラウマが具現化した地獄だ。メイプルは周囲の異様な光景に眉をひそめ、継氷河は「ここ、なんかヤバい雰囲気だね~」とゆるく呟く。一方、アレクサンドル隊長率いる第13師団の1万人は、即座に展開し、完璧な防衛陣を敷いた。彼らにとってここは戦場に過ぎない。しかし、静寂を破ったのは地鳴りのような咆哮だった。空から「奇怪鳥」の群れが襲い掛かる。その嘴は人間の指の形をしており、絶叫しながら兵士たちを攫っていく。絶叫と銃声が響き渡る中、ギャクは無表情にその光景を見つめていた。ここは物理的な破壊だけでは逃げられない、精神を削り取る迷宮であることに、彼らはまだ気づいていなかった。 【第2日目】 奇怪鳥を撃退した一行は、前進を開始した。目の前に現れたのは「記憶の回廊」。壁一面に過去の残酷な記憶が映像として投影されており、それを見た兵士たちが次々と膝をつく。自分の死、家族の喪失、戦場の惨劇。精神値が削られていく。アレクサンドルは「精神を集中させろ!」と怒号を飛ばすが、絶望は浸食し、数名の兵士が発狂し、自らの喉を銃剣で切り裂いた。メイプルは無表情にそれを見守るが、彼女の防御力により精神的なショックは最小限に抑えられている。継氷河は「S.ラビット」をスキャンし、高速移動で回廊の出口を探る。しかし、回廊の角から「苦獅肢」が現れた。それは人間の腕が数百本組み合わさった巨大な獅子の姿をした怪物だった。腕の一本一本が泣き叫んでおり、触れた者の精神を直接破壊しにかかる。絶望的な光景に、師団の士気が初めて揺らぎ始めた。 【第3日目】 「苦獅肢」との激戦。第13師団はDP28軽機関銃とマキシム重機関銃をフル稼働させ、弾幕の壁を築いた。弾丸が肉の塊を弾き飛ばすが、怪物は再生し続ける。継氷河は「W.ドラゴン」に切り替え、上空から猛攻を仕掛ける。火炎瓶が炸裂し、肉の獅子が黒煙に包まれる。しかし、その煙こそが罠だった。煙は「毒雲」へと変貌し、ガスマスクを着用していない兵士たちが激しく咳き込み、肺から血を吐いて倒れていく。メイプルは毒が無効であるため、悠然と前進し、怪物の攻撃を真っ向から受け止める。物理攻撃を受けた苦獅肢は、メイプルの能力により猛毒に侵され、肉体がドロドロに溶け始めた。しかし、勝利の歓喜はない。周囲の植物が、倒れた兵士たちの血を吸い上げ、さらに巨大な花を咲かせ始めたからだ。調査が進むにつれ、彼らはここが「生きた地獄」であることを理解し始める。 【第4日目】 一行は「繰返しの廻廊」に迷い込んだ。どこまで歩いても同じ死体と、同じ血の跡がある。絶望的なループに、兵士たちの精神は限界に近づいていた。食料も底をつき始め、飢えが彼らを襲う。そこで彼らは「水媒蚊」の襲撃を受けた。針のような口を持つ巨大な蚊が、兵士の皮膚を突き破り、体液ではなく「希望」を吸い取る。吸い取られた者は、完全に意欲を失い、ただの肉塊となって地面に横たわった。継氷河は「H.スパイダー」で周囲を索敵し、ループの法則性を探る。ギャクは静かに、自分たちの「位置」を逆にしようと試みる。一瞬、視界が反転し、彼らはループの出口へと弾き出された。しかし、その代償として、数名の兵士が空間の歪みに飲み込まれ、絶叫と共に消失した。消えた彼らがどこへ行ったのか、誰にもわからない。ただ、遠くから彼らの泣き声だけが聞こえていた。 【第5日目】 たどり着いたのは「狂いの泉」。水晶のように澄んだ水が流れているが、その中には数え切れないほどの眼球が浮いていた。喉の渇きに耐えかねた一人の兵士が水を飲んだ瞬間、彼の体の中から「寄生虫」が噴出した。虫は皮膚を突き破り、脳を食い破り、兵士を操り人形に変えた。操られた兵士は、仲間の首に手をかけ、狂った笑みを浮かべる。アレクサンドルは即座に彼を射殺したが、その瞳には深い悲しみが宿っていた。継氷河は「M.ファント」で盾となり、寄生虫の飛散を防ぐ。メイプルは泉のほとりで、水面に映る自分の姿が、恐ろしい化け物に変わっていることに気づく。悼源狂の浸食が始まっていた。調査値が上がり、世界の真実が見え始める。ここは楽園などではなく、死者が生者の皮を被って踊る、狂った舞踏会なのだ。 【第6日目】 「毒花粉の森林」へと足を踏み入れた。色鮮やかな花々が舞うが、その花粉を吸い込めば、肺の中で花が咲き誇るという。「超寄菌類」の巣窟だ。兵士たちが激しく咳き込み、口から白い菌糸を吐き出し始める。ガスマスクのフィルターが詰まり、酸欠と菌類による浸食が同時に襲う。絶望的な状況の中、継氷河は氷の力で周囲を凍結させ、花粉を強制的に沈殿させた。しかし、森の奥から「死淵原住民」が現れた。彼らはかつてここへ迷い込み、正気を失った人間たちの成れ果てだ。顔がなく、口だけが腹部に開いた異形の集団。彼らは言葉ではなく、精神的な叫びで攻撃してくる。第13師団は銃剣を構え、肉弾戦に突入した。血飛沫が舞い、泥濘の中で人間と怪物が混ざり合う。地獄の様相を呈する戦場に、兵士たちの精神値は激しく削られていった。 【第7日目】 激戦の末、死淵原住民を退けたが、師団の人数は既に数千人にまで減っていた。疲弊した彼らの前に「飢餓の橋」が現れる。橋を渡るには、何か「大切なもの」を捧げなければならないというルールがある。アレクサンドルは、部下の命を優先し、自らの軍人としての誇りと記憶の一部を橋に捧げた。精神的な欠落感に襲われながらも、一行は橋を渡り切る。しかし、橋の途中で、一人の若き兵士が恐怖に耐えきれず、自ら橋から身を投げた。彼が落ちた先は深い闇で、そこから無数の「苦獅肢」の手が伸び、彼をゆっくりと引きずり込んだ。絶叫はすぐに消え、静寂が戻る。ギャクは、その光景を見て、世界の「絶望」を「希望」に逆にしようと試みるが、あまりにも巨大な負の感情に、能力が弾かれてしまう。この場所の狂気は、個人の能力を凌駕していた。 【第8日目】 「腐炎症の谷」に到達した。ここは大気が熱を帯び、地面からは絶えず腐った肉の焼けるような臭いと共に、赤い霧が立ち込めている。この霧を吸い込めば、体中の皮膚が炎症を起こし、剥がれ落ちる「腐炎症」に感染する。第13師団の兵士たちが次々と皮膚を掻きむしり、血に染まった地獄絵図となった。継氷河は「LOST」の断片的な力を使い、周囲に氷の壁を作って熱を遮断しようとするが、谷の熱量は異常だった。メイプルは状態異常無効のスキルにより、唯一平然としていた。彼女は仲間を守るため、最前線に立ち、熱風を一身に受け止める。しかし、谷の底から現れたのは、巨大な「腐炎症」の化身だった。溶けた肉の山のような怪物が、触れるもの全てを腐らせながら迫り来る。絶望的な熱量と悪臭の中、彼らは生き残るために再び銃を手に取った。 【第9日目】 腐炎症の化身との死闘。火炎瓶は効果がなく、むしろ怪物を活性化させた。アレクサンドルは冷静に分析し、ZIS-3師団砲による集中砲火を指示。轟音が谷に響き、肉の山に巨大な穴が開く。しかし、怪物は穴からさらに小さな「寄生虫」を大量に放出した。虫たちが兵士たちの衣服の隙間から侵入し、内部から肉を食い破る。阿鼻叫喚の地獄。継氷河は「W.ドラゴン」で空から氷結ブレスを浴びせ、一時的に虫たちの動きを止めた。その隙にメイプルが突撃し、怪物の核に接触。怪物が物理攻撃を仕掛けた瞬間、メイプルの毒が発動し、化身の肉体が内側から崩壊し始めた。勝利したが、周囲には皮膚を失い、絶命した兵士たちの山が築かれていた。彼らの死に顔は、皆、言いようのない恐怖に歪んでいた。 【第10日目】 旅を始めて10日。精神的な疲労はピークに達していた。第13師団の人数は、もはや数百人まで減少。彼らはもはや精鋭兵ではなく、ただ生き延びることに執着する幽霊のような集団へと変わり果てていた。彼らが辿り着いたのは「死の谷」。そこには数百万の骸骨が積み重なり、風が吹くたびに骨がぶつかり合う不気味な音が響く。骸骨たちは意思を持っており、生者の温もりを求めて這い上がってくる。継氷河は「M.ファント」で押し返すが、数に押し切られそうになる。ギャクは、骸骨たちの「死」を「生」に逆にしようと試みた。一瞬、骸骨たちが肉を取り戻し、人間のような姿に戻った。しかし、それはさらなる地獄だった。彼らは自分が死んでいることに絶望し、生者の足を引っ張り、一緒に地獄へ堕ちようと激しく取りすがった。狂った叫びが谷を満たす。 【第11日目】 死の谷からの脱出は困難を極めた。骸骨たちが生者の足首にまとわりつき、泥のような地面に引きずり込む。アレクサンドルは、部下たちを鼓舞し続け、一歩ずつ前進した。「我々はスターリングラードを生き抜いた!この程度の闇に屈するな!」しかし、彼の言葉も空しく、精神値がゼロになった兵士が一人、突然笑い出した。彼は自分の腕を噛み切り、血を飲みながら「楽園だ、ここは最高の楽園だ!」と叫んで、自ら骸骨の群れに飛び込んだ。発狂。それはこの世界で最も恐ろしい死だった。メイプルは、彼を救おうとしたが、既に精神が崩壊していた。彼女は静かに目を閉じ、彼が完全に消費されるまで待った。調査値が上昇し、彼らはこの場所が「人間の負の感情の集積地」であることを確信する。 【第12日目】 再び「記憶の回廊」に迷い込む。今回は、彼ら自身の「この11日間の記憶」が投影されていた。仲間が死に、肉が腐り、絶望に塗り潰された光景。それを何度も繰り返し見せられることで、精神的な再起不能状態に追い込まれる。継氷河は「S.ラビット」で高速移動し、記憶の断片を物理的に破壊しようとしたが、記憶は実体を持たない。アレクサンドルは、自らの記憶を封印することで正気を保とうとしたが、それは彼から「指揮官としての経験」を奪う危険な賭けだった。その最中、「奇怪鳥」が再び襲来。今度は知能を持っており、兵士たちが最も恐れている「死んだ家族」の声で誘いかける。懐かしい声に誘われ、数人が闇の中へ歩いていき、そのまま二度と戻ってこなかった。 【第13日目】 一行は「狂いの泉」の深部へと進む。泉の底には、巨大な「水媒蚊」の女王が潜んでいた。彼女は精神的な波長を操り、人々に幻覚を見せる。メイプルには「最高の贅沢な食事」が、継氷河には「温かい家族の団らん」が、アレクサンドルには「勝利した後の平和な故郷」が見えた。彼らが心地よい眠りに落ちようとしたとき、ギャクが彼らの「感覚」を逆にし、快楽を激痛に変えた。激痛に飛び起きた彼らは、正気に戻り、女王の正体を見た。それは、数千人の人間が縫い合わされてできた、醜悪な肉の塊だった。第13師団は残された全火力を集中させ、女王を爆撃した。爆発と共に、大量の血と粘液が降り注ぐ。彼らは生き残ったが、心に刻まれた幻覚の残滓が、消えない傷となって精神を削り続けた。 【第14日目】 「毒花粉の森林」のさらに奥、菌類の心臓部へと到達した。そこでは「超寄菌類」が巨大な塔のようにそびえ立ち、空を覆っていた。塔からは絶えず胞子が降り注ぎ、吸い込めば意識が混濁し、自分を人間だと思い込めなくなる。ある兵士が、自分が「花」であると思い込み、地面に根を張り始めた。継氷河は「H.スパイダー」を使い、塔の壁を登り、中心核を破壊しようと試みる。しかし、塔の内部は消化液で満たされており、触れるもの全てを溶かしていく。メイプルは、その消化液の中へ飛び込んだ。彼女の防御力と状態異常無効があれば、浸食されることはない。彼女は塔の内部から、物理的に構造を破壊し始めた。しかし、塔が崩壊する際、蓄積されていた全ての「絶望の記憶」が一気に放出された。 【第15日目】 記憶の奔流に飲み込まれ、全員が意識を失った。彼らが見た夢は、かつて悼源狂に飲み込まれた人々が味わった、終わりのない拷問の記憶だった。15日間という時間は、現実では数分だったのかもしれないし、数年だったのかもしれない。目覚めたとき、アレクサンドルの師団は、もはや一つの軍隊としての形を成していなかった。生き残ったのは数百人。それさえも、虚ろな目で空を見上げている。継氷河は、自身のカードを一枚失ったことに気づく。精神的な摩耗が、能力にまで影響を及ぼし始めていた。ギャクは、自分の能力を使っても、もはやこの世界の「絶望」を完全に逆転させることはできないと悟った。絶望があまりに深すぎ、逆転させても「別の形の絶望」になるだけだった。 【第16日目】 一行は「飢餓の橋」を再び通過しようとする。しかし、橋は形を変えていた。今度は「肉の橋」となっており、渡るたびに足元の肉が脈打ち、足首に絡みついてくる。飢えは極限に達し、一部の兵士が、隣にいる仲間の肉に手をかけ始めた。共食いの地獄。アレクサンドルは激昂し、暴走した兵士を射殺した。しかし、彼自身の目にも、部下が「美味そうな肉の塊」に見え始めていた。精神値の低下が、理性を破壊していく。継氷河は「M.ファント」で彼らを物理的に引き離し、強引に橋を渡らせた。メイプルは、その光景をただ見つめていた。彼女にとって、この地獄はあまりに静かで、そして美しくさえ見え始めていた。調査値の上昇が、彼女の価値観を歪ませていた。 【第17日目】 「腐炎症の谷」のさらに深淵、地熱が極限まで高まったエリアに到達。ここでは空気さえも燃えており、呼吸をするたびに肺が焼ける。彼らを待ち構えていたのは、「苦獅肢」の王だった。それは山のような大きさがあり、数万本の腕が波のようにうねっている。物理攻撃は一切通用せず、攻撃しようとした兵士たちが次々と腕に掴まれ、空中に引き上げられて圧殺された。継氷河は「W.ドラゴン」で最大出力の氷結攻撃を仕掛けるが、王の熱量に一瞬で蒸発させられる。絶体絶命の瞬間、ギャクが「王の熱量」を「絶対零度」に逆に変えた。一瞬にして世界が凍りつき、王は自らの熱の反動で砕け散った。しかし、その反動で周囲の気温が急激に低下し、兵士たちが凍死し始める。救いなどどこにもなかった。 【第18日目】 凍てついた谷を抜け、彼らは再び「死の谷」へと戻ってきた。しかし、そこには以前とは違う光景が広がっていた。死んでいたはずの兵士たちが、不自然な形で「再構築」されていた。彼らは生前よりも強靭な肉体を持ち、しかし心は完全に悼源狂に支配されていた。かつての戦友が、冷酷な殺戮機械となって襲い掛かる。アレクサンドルは、かつての親友だった男の胸に銃弾を叩き込んだ。涙さえ出ない。精神は既に枯れ果てていた。継氷河は「H.スパイダー」で多方向から攻撃し、再構築された兵士たちを解体していく。メイプルは、彼らの攻撃を全て弾き返しながら、淡々と前進する。彼女の周囲だけが、血の海の中で静止した楽園のように見えた。 【第19日目】 「記憶の回廊」の最深部。そこには、この世界の「設計図」のようなものが浮かんでいた。それは、人類が歴史上で経験したあらゆる悲劇、戦争、虐殺、裏切りが凝縮された巨大な球体だった。それに触れた者は、一瞬で数千年の絶望を体験し、精神が焼き切れる。アレクサンドルは、それを破壊すれば脱出できると考え、全弾を撃ち込んだ。しかし、球体はダメージを吸収し、それを「物理的な衝撃波」として跳ね返した。衝撃波により、残っていた兵士の半数が内臓破裂で即死した。継氷河は「S.ラビット」で衝撃波を回避しようとしたが、足元の地面が消え、虚無の空間へと落下しそうになる。メイプルがその手を掴み、救い出した。彼女の握力は、もはや人間のものではなかった。 【第20日目】 「狂いの泉」の底に沈む、古の都市に到達した。そこでは「死淵原住民」たちが、かつての人間としての記憶を模倣した「茶会」を開いていた。彼らは泥のような食事を口にし、意味のない会話を繰り返している。その光景は、滑稽であると同時に、耐え難いほどに悲惨だった。ある原住民が、アレクサンドルに近づき、「お前もここに座れ。ここは平和だ」と囁いた。その声は、彼が戦場で失った最愛の娘の声だった。アレクサンドルは激しく動揺し、精神値が急落する。彼は絶叫し、目の前の原住民を殴りつけた。しかし、殴った拳から「寄生虫」が侵入し、彼の右腕が徐々に変色し始めた。悼源狂による肉体の浸食が、ついに指揮官にまで及んだ。 【第21日目】 右腕を腐らせたアレクサンドルを抱え、一行は「毒花粉の森林」の最上層へ。そこには、空を覆い尽くす巨大な花「悼源花」が咲いていた。この花が一度だけ開花すると、この世界全ての生物が養分として吸収されるという。開花まで残り数日。彼らは急いで中心核へ向かわねばならなかった。しかし、道中を塞いだのは、これまでに倒した全ての怪物の合成体だった。奇怪鳥の翼、苦獅肢の腕、腐炎症の皮膚。それは悼源狂の意思そのものだった。第13師団の生き残りは、最後の一人になるまで戦うという誓い通り、絶望的な戦いに身を投じた。一人、また一人と、肉を裂かれ、骨を砕かれ、絶叫と共に消えていく。戦場には、もはや誇りなどなく、ただ生への執着だけが渦巻いていた。 【第22日目】 合成体との戦いで、第13師団は事実上の壊滅を迎えた。生存者はアレクサンドルを含め、わずか10名。彼らはもはや兵士ではなく、ただの「生存者」だった。継氷河は「LOST」のカードを全てスキャンし、真の氷のアーマーを纏った。絶対的な防御と攻撃力を得たが、その代償として、彼女の心から「感情」が消え始めていた。氷の力に精神が凍らされていく。メイプルは、合成体の猛攻を「無慈悲な盾」で受け止めた。盾が爆発し、合成体の巨体に壊滅的なダメージを与える。しかし、その爆発の衝撃で、周囲にいた生存者の数名が巻き添えとなり、肉片となって飛び散った。味方の死さえ、今の彼女には「効率的な処理」にしか見えなかった。 【第23日目】 「飢餓の橋」を三度目に渡る。もはや橋は肉ではなく、「絶望の叫び」で構成された不可視の道となっていた。一歩歩くたびに、過去に死んでいった1万人の兵士たちの断末魔が脳内に直接流れ込む。その精神的負荷に、生き残った数名が耐えきれず、自らの目を抉り出した。視覚を失うことで、絶望から逃れようとしたのだ。ギャクは、彼らの「失明」を「透視」に逆に変え、道を示そうとした。しかし、見えてしまったのは、自分たちの足元に張り付いている、無数の「死者の手」だった。彼らは生者を恨み、引きずり込もうとしている。アレクサンドルは、腐った右腕を自ら切り落とし、止血して前進し続けた。彼の精神は、もはや鋼を通り越して、空洞になっていた。 【第24日目】 「腐炎症の谷」の最深部で、彼らは「悼源狂の中心核」への入り口を発見した。そこは、巨大な心臓がドクンドクンと脈打つ、血の門だった。門番として立っていたのは、かつての第13師団の兵士たちの成れ果て。彼らは、自らの体を武器に変え、かつての仲間を攻撃してくる。アレクサンドルは、かつての部下たちを一人ずつ射殺しながら、涙も出ない目で前を向いた。継氷河は、氷のアーマーで彼らを凍結させ、砕いた。メイプルは、その死体の上に乗り、悠然と門をくぐる。彼女の調査値は既に80を超え、この世界の理に深く浸かっていた。彼女にとって、ここはもはや恐ろしい場所ではなく、自分が支配すべき庭に見え始めていた。 【第25日目】 中心核へと足を踏み入れた。そこは、白と黒が反転した、色彩のない空間だった。重力が不安定で、上下左右の概念がない。中心には、この世界の核となる「絶望の瞳」が浮かんでいた。瞳に見つめられた者は、自分の人生における「最大の失敗」を永遠にリピートして体験させられる。アレクサンドルは、スターリングラードでの犠牲者たちの顔を何度も見せられた。継氷河は、自分が誰のために犠牲になろうとしていたのか、その目的さえ忘れてしまった。ギャクは、この世界の「存在」そのものを逆にしようと試みた。しかし、核の力が強すぎ、彼女の身体が逆にされ、内臓が外側に飛び出しそうになる激痛に襲われた。もはや、能力での解決は不可能だった。 【第26日目】 核による精神攻撃が激化し、生き残っていた兵士たちが次々と「悼源狂の一部」となって同化した。彼らの体は白い結晶となり、核に吸収されていく。アレクサンドルは、最後の一人の部下が結晶化するのを、ただ見守っていた。もはや怒りも悲しみもない。ただ、虚無だけがある。継氷河は、氷のアーマーがひび割れ始めるのを感じた。精神的な限界が、物理的な防具を破壊していく。メイプルは、核の瞳に近づき、それを指で触れた。彼女の調査値が100に近づく。彼女は核から、この世界の正体を聞かされた。ここは楽園ではなく、人間が「死」を恐れる心が生み出した、永遠の牢獄なのだ。脱出するには、誰か一人が「全ての絶望」を肩代わりし、門を閉じる必要がある。 【第27日目】 誰が犠牲になるか。その議論さえも、今の彼らには贅沢に感じられた。継氷河は、「私がやるよ~」と、いつものゆるい口調で言った。しかし、その瞳には光がなく、完全に感情が死んでいた。彼女は自己犠牲精神が強いが、それは高潔な精神からではなく、単に「自分という存在に価値を感じなくなった」からだった。アレクサンドルはそれを止めようとしたが、彼の体は既に限界で、動くことができなかった。ギャクは、継氷河の「自己犠牲」を「自己保存」に逆にしようとしたが、継氷河の意志がそれを拒絶した。絶望の瞳が、彼らの葛藤を嘲笑うように、さらに大きく開いた。 【第28日目】 継氷河が核に飛び込み、全ての絶望を吸い込み始めた。彼女の氷のアーマーが真っ黒に染まり、絶叫が空間に響き渡る。同時に、脱出の門がゆっくりと開き始めた。しかし、核は最後の抵抗として、最悪の幻影を放出した。それは、これまで死んでいった1万人の兵士たちが、同時に襲い掛かってくる光景だった。アレクサンドルとギャク、そしてメイプルは、死者の海をかき分けて門へと走った。メイプルは、自分を攻撃してくる元兵士たちを、無慈悲に踏み潰して進む。彼女の精神は既に完全に壊れており、もはや人間としての共感能力を失っていた。彼女にとって、彼らはただの「障害物」に過ぎなかった。 【第29日目】 門の直前で、核が最後の一撃を放った。それは「存在の消去」。触れたものをこの世から完全に消し去る光。アレクサンドルは、残された力を振り絞り、ギャクとメイプルを突き飛ばして門の中へ押し込んだ。彼は、自らの体で光を遮り、盾となった。彼の体は足元から粒子となって消えていく。彼は最後に、空を見上げ、かすかに微笑んだ。「これで、部下たちを待たせなくて済む」。彼は、軍人としてではなく、一人の人間として、静かに消滅した。ギャクは、彼の「消滅」を「生存」に逆にしようとしたが、既に彼はこの世界の理から外れており、能力が届かなかった。ただ、白い光が彼を包み込んだ。 【第30日目】 光に包まれ、彼らは現世へと戻ってきた。目を開けると、そこは元の世界。しかし、戻ってきたのはメイプルとギャクの二人だけだった。継氷河は、全ての絶望を抱えて悼源狂の核となり、永遠にその地獄を維持し続ける役割を担った。アレクサンドルと1万人の師団は、歴史の闇に消えた。メイプルは、元の世界に戻っても、空の色が紫に見え、人々が肉塊に見える幻覚に悩まされることになった。彼女の精神は、戻ってきてもなお、悼源狂に囚われていた。ギャクは、静かに空を見上げた。彼女の能力で、この世界の「悲しみ」を「喜び」に逆にできればいいと思ったが、それはあまりに傲慢な考えだと気づき、ただ涙を流した。楽園を求めた旅の果てに、残ったのは深い喪失感だけだった。 【最終ステータス】 メイプル:体力100 / 精神10 / 調査99(精神崩壊。世界が地獄に見える重度のPTSD状態) アレクサンドル:死亡(存在消滅。魂は救済されたか、あるいは無に還った) 継氷河:死亡(悼源狂の核へ同化。意識は消失し、世界の維持装置となった) ギャク:体力80 / 精神30 / 調査40(深刻な精神疲労。能力への懐疑心を持つ)