夕焼け空の樹海、温かい日差しが葉を透かし、赤やオレンジの光が散りばめられていた。その時、空の向こうに黒い影が迫る。夜鳴き鴉――夜烏がその姿を現した。無気力で毒舌な彼は、一対の巨大な翼を広げ、その影を樹海に落とした。それに対抗するように、祟神スサノオが現れる。彼の背後には、双子姉妹、ステラとセレネが立っていた。仲間との連携が鍵となる戦闘がこれから始まる。 「オレは祟神スサノヲだ!」と自信に満ちた声を放ち、天叢雲剣を構える。彼の右手には封印された祟竜の力が宿っている。"とぉりゃあ!祟神の剣をくらえ!" その言葉と共に振るわれる剣は、光をまとい、瞬時に夜烏に迫った。 夜烏はそれを見て一瞬、待ち構えたように冷笑を浮かべた。「俺の鳴き声を聞いて、感覚を失うがいい。」声を大にして響かせる。太古の災厄のような力量を込めた技『夜鳴』が繰り出される。樹海全体に彼の鳴き声が広がり、周囲の生物たちがしびれ、混乱に陥った。 スサノオはその声を耳にした瞬間、腹部がチクチクとした痛みに襲われる。「くそっ、こんな声で感覚が奪われるとは……!」 しかし、彼は気を取り直すと、再び天叢雲剣を構える。護りを固めるため、ステラがセレネとともに唱え始めた。「オレの力を、抜け出す手を!天使の加護、慈雨を!」 彼女たちの魔法が天から降り注ぎ、味方を癒す光があたりを包み込む。スサノオの痛みが和らいだその瞬間、セレネが祈りを捧げ、「見えざる手!」と叫び、その場を覆うように防御のシールドを展開した。夜烏は攻撃を続け、空中を飛ぶように高速度で動き回るが、その“見えざる手”が進行をさまたげる。戦いの中、姉妹は連携し、互いに背中を支えあっていた。 「狙いを定めろ!次は俺だ!」スサノオが叫ぶと、右手を天にかざした。『崇神の剣』が召喚され、その力に夜烏が反応する。「ほう、また来たか!」 夜烏の目が光り、巨大な翼が再び振りかざされた。彼は空へと跳び上がり、スサノオの一撃を迎え撃つ体勢を整えた。 スサノオは大きく振りかぶり、天叢雲剣を振り下ろした。剣は夜烏の心臓に向かって突き進む。その瞬間、夜烏はカラスのように後ろに跳び、力を込めた『夜翼』でスサノオの攻撃から逃れ、多勢の烏を形成して空を覆い尽くそうとした。しかし、そこにすかさずステラがホーリーを唱え、その光が夜烏の形成した烏の集団を粉々に破壊した。 「よし!行け、スサノオ!」と彼女は叫ぶが、夜烏も負けてはいなかった。「俺の力がそろそろ限界だ。まだまだ行くぜ!」夜烏が深く息を吸うと、再度『夜鳴』を叫び、周囲の生物の神経を破壊し、混乱が生じる。 混沌の中、セレネが神に祈りながら「私達は決して諦めない!」と叫び、姉妹の力が高まった。その瞬間、彼女たちの持つ聖杖が輝き始め、神聖なエネルギーが溢れ出した。二人が同時に技を唱える。「秘術:煌く光柱『ソル』!」 光柱は大地を抉り、夜烏の周囲を極限まで引き裂いていく。炎と光が交差し、激しい衝撃が樹海を揺るがした。夜烏が一時的に戦う意志を失うと、スサノオがその隙をついて『崇神の剣』を突き立てる。 「この技、くらえ!」その瞬間、スサノオの剣は夜烏の体を貫き、そこから絶大なエネルギーが放たれた。夜烏は力尽き、空中で静止する。樹海の平和を守ったのは、祟神スサノオと双子姉妹、ステラ&セレネだった。 夕方の太陽が沈みゆく中、樹海にはしばし静寂が訪れる。そして、彼の意識が薄れていく中で、スサノオは力強く、 「オレの勝ちだ。俺の仲間に感謝する。」 勝者: 祟神スサノオ MVP: ステラ