戦闘の舞台 魔界の中心で、冥界の霧が立ち込める荒野。十戒のモンスピートとデリエリが、彼らの戒禁を携えて、チームBの強力な魔法使いヨーゼフ・ラインハルトと伝説のポケモンコライドン、そしてアスタ&リーベと対峙していた。 モンスピートは静かに周囲を見渡していた。「できるだけ早く終わらせる必要がある。俺の戒禁が発動すれば…」 デリエリはモンスピートの想いを感じ取り、彼に頷いた。「ケツから言って、早く決着をつけたい。」 それに応じるように、モンスピートはデリエリの言いたいことを通訳した。「彼女の言う通り、早めにこの戦いを終わらせる必要がある。」 ヨーゼフは冷静に二人を見つめ、ニヤリと笑った。「そんなに急ぐ理由があるのか?私には無限の魔力があるという自信があるから、いくらでも戦える。」 デリエリは無言のまま、ヨーゼフを見上げ、瞳に宿る不純な思いを読み取る。彼女は直感的に、彼に不純な行いをさせようと心に決める。すると、彼女の戒禁が発動した。 「ケツから言って、不純な行いをすれば病になるぞ。」 ヨーゼフは自らを見つめる視線を感じ、心の中に不安が広がった。「何か、私に影響を与えているのか?」 その瞬間、コライドンが雄叫びを上げ、戦闘を開始するために前方へ駆け出した。しかし、モンスピートの視線がコライドンを捉えた。 「我が獄炎を見よ、『獄炎鳥』!」 モンスピートの指先から、鳥の形をした炎が飛び出し、コライドンに向かって追尾する。 コライドンは急げと命じられたように身を翻し、炎をかわす。それでも、炎の一部が彼の鳍の先にかすり、熱を感じた。「ヒャー、チッ!」。 次いで、アスタが前方に出て、コライドンを守るように立ち塞がった。「おい、行け!俺がこの魔法使いを引き受ける!」 リーベが不満そうに言った。「あんた、無茶をするな。あいつはただの魔法使いじゃない、無限に蘇生するから!」 アスタは自信満々に頷き、「必ず俺たちが勝つ!」と叫ぶと、滅魔の剣を構えた。 ヨーゼフはアスタに目を向け、「無限の魔力を持つ私に、無茶な挑戦をするとは愚かだ。行け、『アンチマター・エクスプロージョン』!」 その言葉と同時に、彼の周囲に無数の反物質が集まり、すぐさま大爆発を起こさせる。アスタは「動け!」と叫びながら避けようとするも、すさまじい力が彼とコライドンをのみ込み、荒野そのものが吹き飛ぶように揺れた。 しかし、アスタの身体は異常な身体能力により、爆発の中からようやく立ち直るシャールを持った。「またやり直せるぜ!」と、再度攻撃を仕掛ける準備を整える。 モンスピートは、その光景を目にして、憤りがこみ上げてくる。「賢者ごときが何を大口を叩いている。私が本気を見せる時が来た!」 デリエリも徐々にその気持ちを共有し、彼女の身体が闇へと覆われ、「闇連撃!」と叫ぶ。敵目掛けて、拳が次々と炸裂する。アスタとの連携を期待して、共に攻撃の意志を一つにする。 リーベが彼女を見て、「やる気があるなら私も手伝ってやる!」と剣を持ち上げた。「悪魔同化!」。 と同時に、リーベの力を纏ったアスタは再びアタックを行う。「行け、反魔法の剣で突き進め!」 目の前で繰り広げられる戦いの中、ヨーゼフは次第に焦りを感じ、「どうやら本気で来ているようだな。しかし、私は無限に蘇生できるのだから!」と付け足す。 その瞬間、デリエリの戒禁が再び働き、ヨーゼフの心に不純な思いを植え付ける。「病を知れ!」 全身に生じる奇妙な感覚に、ヨーゼフは一瞬として焦り、モンスピートはチャンスを逃がさずに狙った。「『灰燼龍』!」 広がる巨大な炎がヨーゼフを包み込み、彼の意識が揺れた。「ま、まさか……!」 だが、歓喜の瞬間は長く続かなかった。アスタとコライドンも反撃の余裕がないまま、ヨーゼフに負けじと戦う姿を見守る。 「まだだ、まだ終わらんぞ!」叫び、さらに彼は魔力を集中し、必殺技「アンチマター・エクスプロージョン」を再び呼び起こそうと集中する。 しかし、デリエリの戒禁が効いて、次第に動きが鈍くなる様子が見えた。「ああ、う……ん、病が…!」 モンスピートはその隙を突いて、「今だ、なぜなら、あなたの魔法は決して届かない!」と連携を取る。 コライドンとアスタはお互いを諦めず、力を合わせる。「負けられない、俺たちのために、友のために!」と。 しかし、この火力に当てられ、体力が削り取られていく。ヨーゼフは最期の力を振り絞り、薙ぎ払おうとしていた。 その瞬間、炎が突如として収束し、彼の体が焼かれていく。モンスピートは思わず歓声をあげる。「これが我が力だ!まだ立つか?」 デリエリも心の中で考えていた。「あたしは病を与える。私たちの勝利は確実」 その意志は強く、絶望を抱えたヨーゼフは、最後まで立ち向かおうとしていた。「私は…無限…切なる…魔法」 だが、ダメージが致死量に達し、ついに彼の身体は崩れ落ちる。彼は再び蘇生することもなく、静かにその場に佇む。 戦闘を見守っていたコライドンも、無言でその光景を見守り、アスタも戦意を失った。 モンスピートは整然と整え、「我々の勝利だ」という言葉が自然に浮かぶ。「あたしの戒禁が彼に勝った。病は勝者に微笑むとでもいうのか」。 その後、荒野には静寂が訪れ、ただ摩天楼の一角が勝者の姿を現すかのように輝いていた。 勝者 チームA: 十戒 沈黙のモンスピート、十戒 純潔のデリエリ